この短編小説は 主人公りなの何気ない日常を 描いた物語。
わたしはりな。 きっとなんの変哲もない 16歳の高校1年生。
わたしには友達が沢山いる。
高校生活はきっと充実している方。
でも、異性の友達は残念ながら 誰もいない... 彼氏が欲しい。
ファンタジーに出てくる 白馬の王子様のような イケメンだったらとっても嬉しいな〜。
そんな高望みしたって そんな上手い出来事起きっこないのは 勿論知っている
今日はいつも通りの時間ではなく、 ちょっと早めの時間に起きた
りな
ジリジリと設定された時間に けたたましい目覚まし時計の音が 鳴っている。
カチッ
りな
わたしはベッドから這い出るために 眠い身体をむりやり叩き起こすと、
足を引き摺るようにして 食卓の場へと向かう。
朝食のとても良い匂いが漂ってきた。
りな
お母さん
お母さん
お母さん
りな
りな
お母さん
りな
席で待っていると お母さんの手によって朝食が運ばれてきた
パンの上に半熟の黄身が ぷるんと乗っていて
更には煙も漂っていて ほかほかしていることを示している。
突き刺したら今にもとろけていきう
りな
お母さん
りな
そのままゆっくりテレビを見ながら 食べ進めていると、 あっという間に完食してしまった。
りな
りな
お母さん
わたしはそのお母さんの声を 耳に流しながら 歯磨きをして制服に着替えると
教科書がちゃんと全部 揃っているのかを確認した
登校までは、まだ時間がちょっとある。
りな
りな
友達がわたしを迎えに来るのが8時。 そして今が7時50分。
たったの10分だけど、 何をするのが正解なのかな?
優等生ならきっと この隙間時間を有効活用するべきだ〜! とか言いそう。
結局わたしは 玄関でずっとスマホを弄りながら過ごした わたしは反面教師だな...
かなで
りな
私は目の前のかなでちゃんを見る。
かなでちゃんは アイドル顔負けの綺麗な顔立ちをしている
セミロングの茶髪に 瞳は綺麗な栗色をしていて 肌はとても白くて染みひとつ見当たらない
スタイルもとっても良くて 出るところは出ているし 引っ込んでいるところはきゅっとしてる
ああ神様 どうしてわたしにこのような身体を お与えにならなかったのでしょう...。
わたしはその思考を 頭の片隅へと追いやって 学校に向けて歩き始めた。
かなで
りな
りな
かなで
りな
りな
かなで
かなで
りな
りな
かなで
りな
かなで
りな
わたし
わたし
わたし
1いいね 続きを書く 1いいね 土下座する
コメント
23件
フォローありがとうございます😊
続き見たい