治療を始めてから1ヶ月が経った。
強い吐き気と高熱と闘い 体力が衰え始めていた。
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
愁斗
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
愁斗
綱先生
もーりー
綱先生
綱先生
もーりー
もーりー
愁斗
数十分後
もーりー
もーりー
愁斗
愁斗
もーりー
愁斗
もーりー
愁斗は今にも消えそうなくらいの かすれた声で ひでに言った。
愁斗は日に日に笑顔がなくなった。
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
愁斗
愁斗
もーりー
ひでは突き放すような態度を取る愁斗が心配でたまらなかった。
1人で抱えているような気がして。
本音を吐き出せない愁斗をどうにかして楽にしてあげたかった。
でも、どうしたらいいか、わからなかった。
時間も限られている。 愁斗のそばにいたい。
でもお金を稼がないといけない。
その一心で、必死に仕事をした。
もーりー
もーりー
愁斗
真顔のままの愁斗
気が気じゃないひで。
2人の思いは交錯し始めていた。
ひでが仕事に行ってからも夜中、
愁斗は激しい吐き気に襲われた。
1人で容器を抱え、吐き気と必死に闘った。
愁斗
愁斗
愁斗
綱先生