コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
サザンカの咲くキセキの上で、君とまた出会えたら。 〜そら×あま〜
天月
そらる
りりあ様とコラボの予定でしたが、 難しいかもしれないとのことだったので個人で出します! できるのであれば別作品をコラボで出します。
僕は天月って言います! そらるさんっていうクラスメイトと仲が良い高校3年生です。
天月
そらる
天月
そらる
天月
そらる
そらる
天月
そらる
天月
そらる
そらる
天月
先生
先生
先生
最近、進路とか将来とかの話を聞くと、 そらるさんの顔が思い浮かんで胸が痛いです⋯⋯
天月
天月
耐えられるのでしょうか⋯⋯?
そらる
そらる
放課後
天月
そらる
天月
そらる
いつものように笑ってくるそらるさんの顔すらも、見るだけで 胸が締めつけられるようになりました。
天月
そらる
そらる
そらる
天月
天月
天月
そらる
天月
こんな風に、多少グダグダした会話を放課後交わして、 夕暮れの下で手を振る。 それが僕達の当たり前でした。
夏休み
天月
今日はそらるさんの家に行きます。 宿題を一緒にやるついでにおしゃべりしようって誘われたんです!
天月
天月
そらる
そらる
天月
そらる
天月
天月
段ボールかなにかが、引っ掛かりました。
そらる
そらるさんが優しく受け止めてくれたので無事でした。
天月
天月
そらる
そらる
天月
そらる
天月
このダンボールの中身は、
後でわかることになります……
天月
そらる
天月
そらる
そらるさんの表情が急に曇り出しました。
天月
そらる
そらる
天月
そらるさんは、ダンボールを持ってきました。
そらる
そらる
そらる
天月
天月
天月
僕はいつの間にかパニックになって叫んで、泣いていました。
そらる
そらる
天月
そらるさんは、僕の背中を優しくさすってくれました。 そして、正直に打ち明けました。 大学に行くために、もうすぐ引っ越さなきゃ行けないこと、 だいぶ遠くに行ってしまうこと……
天月
そらる
そらる
そらる
天月
天月
そらる
そらる
天月
そらる
そらる
天月
家に帰った僕は、すぐある人に電話をかけました。
天月
天月
天月
まふまふ
まふまふくんは、僕と仲が良くてよく相談に乗ってくれます。
天月
まふまふ
天月
天月
まふまふ
天月
まふまふ
天月
まふまふ
「恋」なんじゃないの?
天月
まふまふ
天月
まふまふ
天月
まふまふ
まふまふ
天月
天月
まふまふ
まふまふ
まふまふ
天月
天月
まふまふ
8月1日
そらる
そらる
天月
そらる
天月
そらる
そらるさんは、まっすぐな青い目で僕を見つめてきました。
天月
そらる
天月
そらる
頼もしい腕が、僕を優しく包み込みました。
そらる
そらる
そらるさんの笑顔を見て、僕が悲しくなったのは初めてでした。
天月
そらる
そらる
天月
引っ越しトラックは、遠いどこかに消えていきました。 僕は、見えなくなるまでずっと手を振り続けていました。
翌年 2月1日
夏休みが終わると、先生からそらるさんが引っ越したとクラスメイトの皆にも 知らされました。 文化祭で会えるかも、と誰もが期待しました。もちろん僕も含めて。 クラスだけでなく、学年やそらるさんの部活の部員が総出で探しましたが 見つかりませんでした。
皆が次第にそらるさんのことを忘れていく中、 ハロウィンやクリスマスと行事が次々と過ぎて行きました。 できることなら、僕だってクリスマスはそらるさんと一緒に過ごしたかったです。
連絡手段は残しておきましたが、位置情報サービスは切られたままで、 どこで何をしているのか教えてもらうことはできませんでした。
そうこうしている間に、大学受験が終わり、今は2月です。
クラス女子1
クラス女子2
最近、クラスでバレンタインの話題が飛び交うようになりました。 告白に向けて緊張している女の子もいれば、 今年はどのくらいチョコをもらえるかで張り合っている男の子もいます。
天月
クラス男子1
天月
クラス男子1
天月
誰に好かれようと、僕がバレンタインチョコを渡したい相手は、
そらるさんだけです。
放課後
まふまふ
天月
まふまふ
天月
まふまふ
今日はまふくんの家に泊まることになり、 たくさんお話ししました。
天月
天月
まふまふ
まふまふ
天月
まふまふ
まふまふ
まふまふ
天月
まふまふ
まふまふ
まふまふ
天月
まふまふ
天月
まふまふ
まふまふ
天月
やってみます!
まふまふ
まふまふ
天月
天月
まふまふ
まふまふ
天月
天月
まふまふ
それから僕たちは、何回も練習を重ねました。 失敗しながら、一番の調理法を研究しました。
まふまふ
天月
まふまふ
天月
2月14日
僕は、周囲をキョロキョロと見回しながら帰り道を歩いていました。 きっと周りから見たら、不審者も同然だったと思います。 それでも、見逃すわけには行きませんでした。
天月
結局見つけることはできずに、電車に乗りました。 駅に止まるたび、車両を移動していました。
天月
天月
結局、降りる予定だった終点の駅でもそらるさんは見つかりませんでした。 折り返しで発車する直前まで乗っていましたが、やはりいませんでした。
天月
天月
???
天月
???
たまにいる迷惑な人かと思いましたが、 答えは180度違いました。
そらる
天月
そらる
そらる
天月
天月
そらる
天月
天月
そらる
そらる
そらる
天月
そらる
天月
天月
そらる
そらる
「こんなに天月のこと愛してるのに」
そらるさんは、そう言って僕に抱きついてきました。
天月
そらる
そらる
天月
天月
そらる
そうして、僕とそらるさんの遠距離恋愛が始まりました。 そのことを伝えたら、まふくんをはじめとしたクラスメイトに たくさん祝福してもらえました。
4月 大学の入学式
僕は、志望していた大学に無事合格しました。 今日は入学式です。
学長
天月
僕は、ステージに上がった人物の姿に言葉を失いました。
そらる
そらる
新入生代表として、ステージに上がったそらるさんは、 最後にこう述べました。
そらる
天月
学長
入学式が終わった後、僕はもちろん、
そらるさんを追いました。
天月
そらる
そらる
天月
そらる
そらる
そらる
天月
そらる
そらる
天月
天月
そらる
天月
そらる
END 〜リユニオンは奇跡の上に〜