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ズキズキッ
こったろ
夜の9時
頭痛は、激しくなるばかり
流石にもう限界だ
3分の2は、終わったし
後は、家でやればいい
俺は、荷物をまとめて会社を出た
こったろ
電車には、あまり人がいなかった
ガタン
電車のドアが開く
れる
その後に聞こえたのは、聞きなれた声
れるちだった
こったろ
れる
こったろ
嘘だって思われるのはわかってる
けど、そう答えてしまう
れる
れる
そう言われたから無言でうなずく
れるちは、ずっと
大丈夫大丈夫っていいながら背中をさすってくれる
ガタン
れる
こったろ
フラッ
れる
れるちに支えられながら駅のベンチに座る
れる
こったろ
れる
そう言ってスマホでタクシーを呼んでくれる
れる
無言でうなずく
正直もう話すこともできないくらい、しんどかった
まただ
また、みんなに迷惑かけてばっかり
何も返せないまま
それが悔しくて唇を噛みしめた