目が覚めると何故か自宅にいた。
横を見るともう残り1輪になっていた。
最近花の減りが速い。
もう僕の人生は終わってしまう
痛い。痛い痛い痛い痛い…痛い…
横を見るとチューリップの花びらが落ちていた。
また1枚。青葉さんを思い出す度に激痛と共に落ちていく。
僕は眠りについた。
目覚めると花びらが1枚になっていた。
もう死ぬなら…
最後にもう一度青葉さんに会いたい。
来世で会う約束をしたい
会えるかは分からないけどね笑
僕は急いで学校の支度をして向かった
何故か心も痛くなくて
神様が最初で最後の味方をしてくれたんだなって思った。
放課後。
廊下で見かけた彼の姿。
僕は彼に近づき
黄
青葉さん!
大きな声で言った。
青
………
こちらを向いてからまた前を向いて進もうとする
僕は全力で彼の手を掴んで引き止める
黄
お願いです…最期なので…
黄
一つだけ…お願い……言ってもいいですか…?
僕は思いっきり息を吸って言った。
黄
──────────────────────!







