それは…ある夏の日
第三部隊副隊長保科
日奈ちゃん、!
第三部隊副隊長保科
探したよ、
仁川 日奈 (にかわひな)
…
第三部隊副隊長保科
はいこれ、上着ね
彼女は枯れた白薔薇を持っていた
第三部隊副隊長保科
それ、僕にくれるんか?
仁川 日奈 (にかわひな)
はい、そのために買ってきました。
第三部隊副隊長保科
元気ないなァ…心配やわ
仁川 日奈 (にかわひな)
そう…ですか、
仁川 日奈 (にかわひな)
ではまた、
仁川 日奈 (にかわひな)
"何処か"で、
第三部隊副隊長保科
あっ!待ってや日奈ちゃん!
仁川 日奈 (にかわひな)
ッ!
僕がそう言うと、彼女は暗闇の中へと
走り出してしまった