テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ー注意ー この作品はrdpn中心の物語です 完全捏造 ご本人様には一切関係ございません 流血・グロ、腐など 少し過激な表現を含みます 上の表現が苦手な方はすぐに閉じることをお勧めします 閲覧については一切責任を取りません 突然削除される可能性があります それでもよろしい方はどうぞ
〈 天乃絵斗 side 〉
天乃 絵斗
普段通りの時間に、普段通り目が覚める
寝具などがないから、目覚めは悪いし、体も痛む
だからと言って、僕がそんな贅沢をするなんて許されない
それに、体の痛みはきっと床で寝ているせいだけじゃないから
今日から楽しみにしているわけでもない高校生活が始まる
まずは朝ごはんでも食べようかと思い、リビングへと向かうことにした
机の上には冷めきったお弁当がひとつ、置いてあった
弁当なだけ良い方だろうか?
食欲はなく、謎の抵抗感が拭いきれないが、食べなければいけない
温める手段もなく、温めようとも思わずそれを腹に詰め込む
天乃 絵斗
それはほとんど味がしなく、食べているだけで気分が悪くなってくる
何を食べてもそうだが、未だ慣れることはできないらしい
天乃 絵斗
何とか飲み込めば、お腹が満たされた様な感覚"だけ"がした
時間もないため、制服に着替えようと、"痣"を隠すための長袖に腕を通す
他の身支度を済ませると、いつの間にか家を出る時間になっていた
玄関の扉にそっと手を掛ける
天乃 絵斗
そう小声で呟けば、そのままゆっくりと扉を開いた
物語がはじまる少し前の物語 . END
NEXT … ❤︎ 20