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猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
俺は小さい時から弟より下だった
魔法だって、俺の勇者の加護がなかったら何一つ使えない、ただの邪魔者
体術だって、弟に勝ったことが無い
両親や国民たちは俺を出来損ないと言ってあざ笑ってきた
それでも そんな俺を見捨てなかったのは
弟のイリアだけだった
それでも俺は
………………
俺は、あいつが
憎かった
恐ろしかった
大嫌いだった
それなのに
それに気付いてるのに、
俺に手を差し伸べてくれた
俺はその手を掴むことは出来るのだろうか
はたまた、掴むのさえおぞましいのではないか………
そう考えていたある日
俺達が森で遊んでいたとき
イリア
イリア
ユラン
イリア
イリア
イリア
ユラン
ユラン
イリア
ユラン
イリア
ユラン
イリア
そうして俺達は、魔物討伐にでかけた
俺の仲間のアリスっていう女の人は
僧侶と言って回復や、蘇生をしてくれる
心強い存在だ
ユラン
アリス
魔物
ユラン
アリス
アリス
アリス
ユラン
ユラン
ユラン
イリア
ユラン
アリス
アリス
ユラン
ユラン
イリア
そこからの記憶をあまり覚えていなかった
一体何をして
一体何を言ったのか
ほんの、数秒前まで
いつものように
弟が憎く大嫌いだったのに
そう思っていたのに
今広がるこの光景はなんだろう
はたまた思い出しているだけなのか
わかるのは
アリスのあざ笑った顔と
イリアの絶望した表情だった
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又
猫又