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恐る恐る中に入るジミン
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
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元気に見えるポーズをとっておどけて見せるジミン
お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
お母さん
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お母さん
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仕事に行く母さんを見送って 横になるジミン
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思い出しては胸が高まる
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確実に弱る身体、
長くない事を
自分が1番知ってる……
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翌日も花を摘むために疲れて寝ている母の目を盗んで忘れられた城に向かうジミン
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しかし怪物は現れなかった、代わりに昨日と同じ場所から寝息が聞こえる…
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恐る恐る近づくジミン
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恐る恐る伸ばした手で頬を撫でるジミン
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気づいたら口付けをしていた
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自分のした事に驚きキツく締め付けるような胸の痛みに気づかないまま走りその場を逃げ出すジミン
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必死に走り街まで辿り着く頃には胸が、 体が悲鳴をあげていた
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花屋のおばちゃん
花屋のおばちゃん
花屋のおばちゃん
花屋のおばちゃん
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お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
お母さん
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お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
母親も知っていた、薬で病状を痛みを軽くする事は出来てもジミンの病気が良くならない事を、そして長くない事を
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お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
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ドアが締まりしばらくすると 母親のすすり泣く声が聞こえた
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身体に力が入らない
胸を締め付ける痛みは
どんなに薬を飲んでも
治まりそうになく
荒くなる息
身体中から血の気の引くような感覚で
冷や汗が出る
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逃げた時に付いたのか、 服から1枚の花びらが落ちた
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それはあの庭園では見たことの無い青く キレイな花びらだった
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花びらを見つめながら怪物の事を思い出す
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自分の唇をなぞる
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自然と痛みが引き胸が熱くなる
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誰かを思うと暖かくて胸がざわつく感じなんて今まで無かった、恋なんて知らない間に死んで行くんだと思ってた、ましてやファーストキスだ何て夢のまた夢だと……
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目を閉じると1面のキレイに 咲き誇る青い花
見たことの無い青い花
そっと夢の様な景色の中で
気持ち良さそうに眠る怪物に思いを馳せ、穏やかな気持ちで眠りについたジミンの目は再び開くことは無かった。
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終わりまでもう少しかかりそうです、良ければ後ちょっと付き合って貰えたら嬉しいです。
コメント
4件
号泣で文字が書けなくなるかと思った(ˉ ˘ ˉ; ) ずっと付き合うから長編作頼むwww