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伝えられない思い

3 - 伝えられない思い③

♥

203

2022年02月12日

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🐣

ただいま……、

恐る恐る中に入るジミン

お母さん

ジミン何処に行ってたんだい?

お母さん

朝起きたら居ないし、コソコソ帰って来るし…

お母さん

ジミンに何かあったら私は生きていけないよ……

お母さん

お願いだからもう少し自分の身体を大事にして!!

🐣

母さん……

🐣

大丈夫だから、僕最近調子が良いんだよ‪w

🐣

ほら、ね、僕元気なんだ‪w

元気に見えるポーズをとっておどけて見せるジミン

お母さん

何言ってるんだい……!!

お母さん

そんな青白い顔して……、ご飯だって最近はちゃんと食べれて無いじゃないか…(涙

お母さん

お願いだから……、もっと自分を大切にして(涙

🐣

も〜ヤダな、大袈裟だよ‪w

🐣

分かったから今日はもう横になるから‪w

お母さん

今日だけじゃなくてずっとそうしてなさい!!

お母さん

お母さん仕事に行くから、本当にゆっくりするんだよ!!

🐣

わかってるよ、

お母さん

ご飯はそこに置いてあるから後で食べなさい、薬もちゃんと飲むんだよ!!

🐣

子供じゃないからわかってるよ‪w

仕事に行く母さんを見送って 横になるジミン

🐣

キレイだったな……

思い出しては胸が高まる

🐣

あんなにキレイな人を見たこと無いや…

🐣

花をあんなにキレイに咲かせるんだもん、きっと優しい人に違いない……

🐣

母さんたら怪物なんて嘘ついて、失礼だよね……‪w

🐣

僕のこの病気も母さんの嘘だったら良いのに……

🐣

何て……

🐣

そんな事僕が1番知ってるよね……

確実に弱る身体、

長くない事を

自分が1番知ってる……

🐣

友達になれないかな……

🐣

でも僕は無理か…

🐣

大切な花を盗む花泥棒だもん……

🐣

……また会いたいな…。

翌日も花を摘むために疲れて寝ている母の目を盗んで忘れられた城に向かうジミン

🐣

怪物……

🐣

僕が来たよ…、早く来ないとまた花を摘んで行くよ…

🐣

起きてる君に会いたいんだ……

🐣

君に殺されるなら僕は死を受け入れよう…

🐣

だから僕の前に現れて……

しかし怪物は現れなかった、代わりに昨日と同じ場所から寝息が聞こえる…

🐣

寝てるの……

恐る恐る近づくジミン

🐣

やっぱり……

🐣

キレイだな…

🐣

怪物じゃなくて王子様みたいじゃないか、

恐る恐る伸ばした手で頬を撫でるジミン

🐣

まつ毛だってこんなに長い…

🐣

唇だって……

気づいたら口付けをしていた

🐣

!?

🐣

ぼ、僕なんて事を……!!///

🐣

ウッ、

自分のした事に驚きキツく締め付けるような胸の痛みに気づかないまま走りその場を逃げ出すジミン

🐣

はぁはぁはぁはぁっ……

必死に走り街まで辿り着く頃には胸が、 体が悲鳴をあげていた

🐣

うグッ……

🐣

ィ痛いよ……誰か……

花屋のおばちゃん

ジミン君じゃないかい?!

花屋のおばちゃん

やだ、ちょっとジミン君?!

花屋のおばちゃん

どーしたんだい??

花屋のおばちゃん

大丈夫だから……、今おばちゃんが先生とお母さん呼んで来てあげるから!!

🐣

おばちゃん……っ

🐣

ゴメン……花を積んでこれなかったよ……、

お母さん

バカ!!

お母さん

こんな時にそんな事どーでもいいよ!!

お母さん

しっかりするのよジミン君!!

🐣

ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...

お母さん

ジミン君!!

お母さん

ジミン!!

お母さん

ジミン……!!

🐣

か、母さん……、

お母さん

あんたって子は…

お母さん

本当に無事で良かったよ……(涙)

🐣

ゴメン……

お母さん

もうこんな事は止めて……(涙)

お母さん

花屋のおばちゃんから全部聞いたよ…(涙)

お母さん

母さんこんな事ちっとも嬉しく無いよ…、

お母さん

ジミンが少しでも長く……(涙)

母親も知っていた、薬で病状を痛みを軽くする事は出来てもジミンの病気が良くならない事を、そして長くない事を

🐣

母さんごめん……

🐣

泣かせたかったんじゃないんだ……

🐣

もうしないよ…、

🐣

ちゃんと休むから、もう何処にも行かないから…

お母さん

うん、うん……(涙)

お母さん

お願いだから何処にも行かないで……(涙)

お母さん

母さんを1人にしないで……(涙)

🐣

しないから、大丈夫……

🐣

ちゃんと薬も飲むしご飯もちゃんと食べるから…

お母さん

うん……(涙)

お母さん

もぅ、ダメね……、母さん涙もろいな…

お母さん

歳かしらね…、

お母さん

ほらもう少し横になりなさい…、

🐣

うん、分かったよ…

お母さん

母さん隣の部屋で繕いものの仕事してるから何かあったら声かけてね…

🐣

うん……

ドアが締まりしばらくすると 母親のすすり泣く声が聞こえた

🐣

ごめんね、母さん……、

🐣

僕もうきっと……ゥッ、

身体に力が入らない

胸を締め付ける痛みは

どんなに薬を飲んでも

治まりそうになく

荒くなる息

身体中から血の気の引くような感覚で

冷や汗が出る

🐣

……花びらが…、

逃げた時に付いたのか、 服から1枚の花びらが落ちた

🐣

キレイ……

それはあの庭園では見たことの無い青く キレイな花びらだった

🐣

こんな花咲いてたかな……

花びらを見つめながら怪物の事を思い出す

🐣

柔らかかったな…

自分の唇をなぞる

🐣

僕ファーストキスだ……///

自然と痛みが引き胸が熱くなる

🐣

ふふっ…///

🐣

思い出すとくすぐったいな……///

🐣

僕はきっと恋をしてるのかな…///

誰かを思うと暖かくて胸がざわつく感じなんて今まで無かった、恋なんて知らない間に死んで行くんだと思ってた、ましてやファーストキスだ何て夢のまた夢だと……

🐣

元気になったらまた行きたいな…

目を閉じると1面のキレイに 咲き誇る青い花

見たことの無い青い花

そっと夢の様な景色の中で

気持ち良さそうに眠る怪物に思いを馳せ、穏やかな気持ちで眠りについたジミンの目は再び開くことは無かった。

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終わりまでもう少しかかりそうです、良ければ後ちょっと付き合って貰えたら嬉しいです。

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コメント

4

ユーザー

号泣で文字が書けなくなるかと思った(ˉ ˘ ˉ; ) ずっと付き合うから長編作頼むwww

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