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らい
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あら
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最近部活入って早速同学年から省かれたんですけど、どしたらいいと思いますか?
では、𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
朝
(・8・)チュンチュン…
襖(ふすま)から透き通る光が差し込んでいた
アーサーは布団の上に座ったまま動かない
何をするべきか分からないからだ
ただ「待つ」という状態だけがそこにある
襖の(ふすま)の外から声が聞こえてきた
本田菊
本田菊の声だった
アーサー🇬🇧
本田菊
外。
その言葉をアーサーは繰り返す
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
断る理由などない
どうせまた、捨てられるのだから
外は、音で溢れていた
人の声
車の音
風の流れ
全てが混ざっている
アーサーは立ち止まる
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
本田菊
菊は普通に歩き出す
アーサーもその後ろに着いて行く
店の中
明るい光と人の気配
菊は必要なものを淡々と買っていく
アーサーは後ろに居るだけだった
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサーは少し考える
アーサー🇬🇧
アーサー🇬🇧
本田菊
少し困ったように笑う
本田菊
買い物を終えたあと
菊は紙袋を持って言った
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
菊は人混みへ消えて行く
アーサーはその場に立っていた
待つ
それだけ
周りの人間は忙しく動いている
それを見ても、何も思わない
人【女】
声がした
振り向く
知らない女性が立っていた
人【女】
アーサー🇬🇧
女性は笑う
人【女】
アーサー🇬🇧
人【女】
意味が分からない
アーサー🇬🇧
女性は近づく
人【女】
アーサーは考える
菊と飲んだものと同じだろうか
アーサー🇬🇧
人【女】
次の瞬間
手首を掴まれた
引かれる
理由が分からない
意味だけがある
アーサー🇬🇧
アーサーは女性の方を見る
どうすればいいか分からない
抵抗という概念がない
本田菊
静かな声がした
女性の手が止まる
振り返ると、菊がそこにいた
本田菊
淡々とした声
だが、はっきりとした拒絶だった
人【女】
女性は離れていく
本田菊
静けさだけが戻る
アーサーは自分の手首を見る
少し赤い
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサーは手首を見つめる
アーサー🇬🇧
菊は少し目を細める
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
本田菊
本田菊
アーサー🇬🇧
帰り道。
アーサーは何度も手首を見た
まだ少し違和感が残っている
さっきの出来事
菊が来た時
その2つが重なる
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
菊は少し驚いた後、微笑む
本田菊
アーサーは小さく頷く
アーサー🇬🇧
本田菊
本田菊
アーサー🇬🇧
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
アーサー🇬🇧
本田菊
心の中では、まだ知らない何かが静かに動いていた
それが何なのかは、まだ分からないまま
第3話 初めての外出 終わり
コメント
1件
「初めての外出」、読ませていただきました…!外の世界の音に戸惑うアーサーと、自然に手を引く菊さんの距離感がすごく繊細で、じんときました。特に、知らない女性に手首を掴まれたシーン。アーサーが「嫌だった」と気づく瞬間、心がぎゅっとなりました。抵抗の仕方を知らないまっさらな感覚、それを「嫌」と名付ける菊さんの導き方も優しくて…。最後に買ってきてくれた小さな贈り物、あれがアーサーの心にどう響くのか、続きがもう気になって仕方ないです🌷 素敵な時間をありがとうございました!