今日、珍しく定時に上がれた私は、 まだ少し明るい都会の街を 一人でぶらぶらと歩いていた。 なんとなーくころんくんにお土産でも 買って帰ろうかと思って。
りさ
りさ
良さげなスイーツ系のお店を探していた私は 見知らぬ美容院の前でつい足を止めた。 美容院のガラス窓に反射する私は、 長い髪を後ろで一つに束ねているだけの とってもシンプルな髪型をしている。 ...そういえばころんくん、 ショートが好きって言ってたっけ。 急にショートにしたら喜んでくれるかな。 ...っていやいや、 ショートにしたら喜んでくれるかなって何!? 私がころんくんに恋してるみたいじゃん...っ
りさ
りさ
私は色々と髪を切る理由を並べて、 見知らぬ美容院の扉を開き、 足を踏み入れた。 ...私がショートにするのは、 決してころんくんのタイプを気にしての ことじゃないですからね? ......多分。
美容院の風景なかったんでこれで許してちょ
りさ
めちゃくちゃ元気な男の子に中へ案内され、 慣れた手つきでマントのようなものを巻かれた。
りとら
りさ
りとら
りとら
りとら
りさ
りとら
りさ
..好きな子なのかは微妙だけど。
りとら
りとら
そして数十分後。
りさ
りとら
今までの髪型で、一番似合ってる気がする。 この人正直、やけに馴れ馴れしいとか 思っちゃってたけど、 めちゃくちゃすごい人だ...!
りとら
しかも笑顔が可愛い...
りさ
りとら
私は美容室を出て、早足で家へ帰った。 髪が短くなって、頭が軽くなった気がする。 首を抜けていく風邪が最高に気持ちいい。 早くころんくんに見てほしい。 ころんくん、喜んでくれるかなぁ...
コメント
2件
ショート姿気になる!
続き楽しみ過ぎるー!続き待ってます!頑張って下さい!