三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
三嶋
そこで部室の扉が開き、
一人の女子生徒が顔を覗かせた。
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
そこで、鳴谷が脇を小突く。
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
三嶋
鳴谷 蓮
三嶋
滝津 七星
三嶋
滝津 七星
三嶋
滝津 七星
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
・
・
・
滝津七星(たきつ ななせ)と会ったのは、
そのときが初めてだった。
しかし、
滝津は鳴谷蓮(れん)のことを入学前から知っていたと言う。
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
三嶋
滝津 七星
鳴谷 蓮
三嶋
三嶋
滝津 七星
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
三嶋
三嶋
三嶋
滝津 七星
三嶋
鳴谷 蓮
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
三嶋
滝津 七星
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・
滝津と鳴谷が交際するのは
本当にごく自然の流れだった。
三嶋
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
滝津 七星
三嶋
滝津 七星
三嶋
三嶋
三嶋
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
鳴谷 蓮
滝津 七星
鳴谷 蓮
滝津 七星
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
滝津 七星
鳴谷 蓮
やれやれとため息をこぼしながらも
鳴谷は内心嬉しかった。
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・
滝津も鳴谷も
プログラミングが好き
という共通点もあったが、
親との縁が薄いというのも
共通点の一つだった。
鳴谷の父親は海外出張が多く
滅多と家に帰って来ることは無く、
それを良いことに
母親はあちこちで男を作っては
家を空けることが多かった。
そうなると
必然的に一人でいる時間が多くなり、
その時間を潰すために
彼はプログラミングにのめりこんでいったのだった。
彼が県外の大学に行くことを
両親は一切反対しなかった。
むしろ、
母親としてやっと邪魔者がいなくなった
と思っていたぐらいだ。
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・
滝津のところは
シングルファーザーだった。
母親は七星を産んですぐ亡くなったという。
幼いころは
父親の祖母に育てられていたが、
高校に上がってすぐ祖母が亡くなり、
父親と二人きりの生活になった。
しかし、
今まで会話らしい会話をしてこなかったがゆえに
すれ違いの生活が続いていた。
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滝津 七星
三嶋
滝津 七星
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
滝津 七星
三嶋
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋はニヤリと笑う。
三嶋
三嶋
三嶋
三嶋
滝津 七星
滝津 七星
滝津 七星
三嶋
三嶋
三嶋
そう言って三嶋は
ウインクして見せた。
・
・
れん
ななせ
れん
ななせ
れん
れん
れん
れん
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
れん
れん
れん
れん
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
れん
・
・
彼女が楽しそうに働いている姿を見て、
止める気は失せてしまった。
美味しい紅茶の淹れ方を教わって、
嬉しそうに披露する姿が
愛おしかった。
店員のくせに
誰よりも先に新作のケーキを食べて、
お客さんと談笑している姿が
眩しかった。
でも、
このときにやっぱり
ちゃんと止めておけばよかったと
自分がしっかり働いて
いつでも彼女が来れるように
準備しておけばよかったと
今でも後悔している。
きっと、
この先も
後悔し続けるのだろう。
・
・
後悔したところで、
過去が変わることは無い。
そう…
わかっていても。
・
・
・
高校三年生の冬。
当然のごとく
滝津七星(たきつ ななせ)は
鳴谷蓮(なるたに れん)の通っている大学に
合格した。
もとより頭は鳴谷より良い。
余程のことが無い限り
落ちることはないと確信していたのは
どうやら鳴谷だけだったらしい。
滝津は合格通知の画像を送ってきて、
それから嬉しそうに報告してくれた。
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ななせ
ななせ
ななせ
れん
れん
れん
ななせ
ななせ
れん
れん
れん
れん
れん
ななせ
れん
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
れん
れん
れん
ななせ
ななせ
れん
ななせ
ななせ
ななせ
ななせ
れん
ななせ
れん
れん
ななせ
ななせ
ななせ
れん
ななせ
ななせ
れん
ななせ
ななせ
れん
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・
そう、
年が明け、
高校を卒業し、
三月の末には
一緒に生活するはずだった。
鳴谷の部屋にはすでに
滝津の私物がいくつか置いてあり、
それを見るたびに
早く会いたいと
いつも思っていた。
そんなこと
恥ずかして彼女には
口が裂けても言えなかったが。
一緒に暮らすそのときを
今か今と心躍らせて
待ち侘びるはずだったのに。
・
・
現実は…
いつも…
残酷だ…
・
・
・
「滝津七星が行方不明になった。」
・
その連絡を受けたのは、
合格の報告を受けた
三日後のことだった。
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