TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ペット、始めました。5話

一覧ページ

「ペット、始めました。5話」のメインビジュアル

ペット、始めました。5話

1 - ペット、始めました。5話

2019年07月08日

シェアするシェアする
報告する

冴島 美咲

…(見れば見る程、綺麗な顔)

片瀬 涼

早く、

冴島 美咲

…大丈夫、だよ

冴島 美咲

…無理しないで、私がいるから

涼の手を自分の胸に当て、目を瞑る。

冴島 美咲

…こうすれば安心するらしいよ、人間って

片瀬 涼

……

冴島 美咲

…?(なんで黙ってるんだろ)

片瀬 涼

…美咲

冴島 美咲

…?

片瀬 涼

…この体制、ヤバいんだけど

冴島 美咲

…っあ"

私が無意識にしてた事は、涼にとってめちゃくちゃ気まずい事だったんだっ…

冴島 美咲

ごめんっ…私そんなつもりじゃ

片瀬 涼

大丈夫だよ。俺が健全な男子でよかったね

冴島 美咲

…だね?

そう、所詮ペット。

だけど、そう考えてしまうと何だか胸が苦しくなる。

冴島 美咲

…(よっぽど寂しかったんだな、あたし)

片瀬 涼

使ってない部屋がひとつあるから、そこ使ってね

冴島 美咲

…うん、てか、

冴島 美咲

…家には帰れないわけ?

片瀬 涼

ううん、俺が寂しくなった時ここに来て欲しい

冴島 美咲

…それって単なる家政婦的な扱いで私の事使いたいわけじゃ…

片瀬 涼

違う違う笑

片瀬 涼

美咲といたら安心できるからだよ、それに

冴島 美咲

…それに?

片瀬 涼

また、癒して欲しいから

片瀬 涼

あ、変な意味じゃなくてね

冴島 美咲

…うん…

私といたら、安心出来る

その言葉だけが脳内でリピートされる。

冴島 美咲

…(ダメだ)

冴島 美咲

…(好きになっちゃ、ダメ)

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚