テラーノベル
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これより問題となる再現VTRが始まります。
なお、登場する人物などは偽名であり、実在の人物とは異なることをご了承ください。
まだ心臓がバクバクと脈打っている。
街に出るためには峠を越える必要があり、まさかの下り坂になってから、急にブレーキの効きが悪くなるなんて、誰が夢に思うだろうか。
たまたま、旦那が働く会社の系列店――整備工場が近くにあり、旦那にメールを入れ、近くの系列店に連絡を取ってもらい、積載車で車を回収してもらって現在にいたる。
ひやま
彼の名前は【ひやま】という。
旦那の同期であり、みさとも彼のことを良く知っている。
みさと
彼女は【みさと】という。旦那と高校生になったばかりの息子の3人で暮らす専業主婦だ。
ひやま
みさと
ひやま
ひやま
ひやまはそう言うと、冗談っぽい笑みを浮かべた。
みさと
みさと
ひやま
みさと
旦那はこの店ではないが、他の店舗で車の整備員をしている。
仕事にするだけあって車が好きで、自宅には車を整備するためのガレージまである。
休みの日などはそこにこもって、自分の車やら、みさとの車やらをいじっていた。
日々のメンテナンスも、旦那のこだわりで彼が全てやっていた。
みさとがブレーキオイルの件をメールで尋ねると、さほど時間もかからずに返信がある。
旦那
旦那
それに対して【ありがとう】と返信すると、ひやまの方へと視線を向ける。
みさと
ひやま
ひやま
ひやま
ひやま
ひやまに言われた時にはすでに遅し。言われたままの内容をメールしてしまっていた。
ブレーキオイルの交換の際に、エアーが噛んでいたらしいということを。
旦那
旦那
旦那
下手したら、妻が命を落としていたかもしれないのに、随分と軽い反応だった。
謝って済む問題ではない。
ただ、みさとも強くは言い返せない。
生活費は旦那に頼りっきりだし、車も全て旦那に任せてある。
そして、それ以上にみさとは旦那に対しての後ろめたさがあった。
ひやま
ひやま
あろうことか、旦那の同僚と不倫関係にあったのだ。
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