コメント
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うっわ、好きです(唐突な告白) そらまふ過去に何かあったでしょ…((( 本当にかえでさんのお話には、いつも考えさせられてばかりです…… それと、一番気になったのがまふくんとはなちゃんの関係そして、 そのはなちゃんの以来を頼んだ、天月くんも怪しい、そらるさんと天月くんがグルの可能性もある… 例えばそらるさんがはなちゃんを逃がして、天月くんの家にポスターを入れたとか…… 続きが楽しみです、待ってます!
そらニコなんか怪しいぞ? あのことってなんだ??? 知られないこと…誰に知られたんだ? そらるさんは昔まふくんと何かあったの? まふくんは幸せになっちゃいけない人間じゃ ないよぉぉおおおおお!!!!!!!😭😭 めちゃくちゃ続き楽しみに 待ってます(*^^*)
サムネ画像かっこよかったです! もしかして二人って昔になんかあったのか...?全員が怪しく見えているのは自分だけなのか!?と言うことを一人で考えていますw
そらるさんが“何でも屋”を 訪れてから、早一ヶ月
機材や楽器を揃えて、ユニット名も 決めて、準備は順調に進んでいた
真冬
今はギターの練習中
昔やってたから、この一ヶ月間で ある程度感覚を取り戻せてきた
ニコ
真冬
子供の頃はピアノをやっていて、 そこで音楽に興味を持って、 ギターも触り始めた
だからこれからの活動は、 音楽関係ってこともあって…… ちょっと、楽しみでもあったんだ
真冬
ニコ
真冬
ニコ
真冬
ニコ
最初の微妙な反応、 ボクは見逃さなかったよ
真冬
ニコ
真冬
ニコは自分の昔話なんか絶対にしない
真冬
真冬
ちょっと面白くなって、 ニコをからかってみる
ニコ
真冬
ニコ
カチャッ
真冬
ニコがいつも着物の帯に 挟んでいる黒い拳銃
頑なに人に触らせようとしなくて、 本物か偽物かも分からないから、 それも相まって尚更怖い
持ち主曰く、銃の名前は “万引き銃メン”だそう
真冬
ニコ
真冬
相変わらず、あの糸目は 全く笑っていない
真冬
真冬
ニコ
真冬
やけに白々しく見えるあの笑顔
真冬
ピンポーン
場の空気を変えるように、 呑気なインターホンの音が鳴る
けど、いつも依頼者が来る時とは 違って、玄関の方からだ
真冬
ニコ
ギターをそっとソファに置いて、 タタタッと玄関へ向かう
それから、鍵を外してドアを開けた
彼方
真冬
実は少し前、そらるさんに ここの合鍵を渡したんだよね
ただ、開けていいのは 下のエントランスだけって約束で
こうして活動中にも依頼者は 来るから、その人達と区別する為に っていうニコの提案なんだ
彼方
真冬
彼方
真冬
そらるさんを室内へ上げて、 リビングへの廊下を歩く
真冬
真冬
彼方
真冬
そらるさんの反応が、 少しおかしいような
真冬
真冬
彼方
彼方
真冬
不意に、そらるさんが立ち止まった
彼方
今まで見たことがない、 真剣な眼差しを向けられる
ここにいて、幸せか……?
どうしてそんなことを聞くんだろう、 と思いつつ、少し考えてみる
真冬
彼方
真冬
彼方
それだけ伝えて、ボクの横を 通り抜けて、リビングの方へ 行ってしまったそらるさん
真冬
その場に突っ立ったまま、 また少し考える
……多分僕は、 この一生をかけて幸せではない
こんな場所にいる時点で、普通の 人生を送れていないことは確かだし
“普通”以外は幸せになれないと 言うつもりはない
その普通じゃない道から幸せを 見出すことだって、やろうと思えば 十分できる
真冬
真冬
僕のこれまでの人生に比べたら…… 今が少し色づいて見えてしまうのは、 気のせいだろうか
真冬
わざと声に出して呟いて、 機材を置いてある部屋へ向かう
僕は、幸せになっちゃいけない人間だ
この“路地裏”に入ったのは、 自分が原因なんだから
真冬
Side Blue
答えを聞くのを恐れて、 まふまふを置いてリビングに来る
元より俺は、あいつにあんなことを 聞く資格なんてないんだ
彼方
彼方
いつも通り、キッチンでコーヒーを 淹れているニコさんの方へ向かう
彼方
ニコ
彼方
ニコ
ニコ
僅かに、ニコさんの声色が 変わるのを感じた
彼方
身構えて、恐る恐る聞いてみる
ニコ
ニコ
作業の手は止めず、依頼料の内容を 淡々と告げられる
彼方
ニコ
彼方
ニコ
彼方
ニコ
彼方
ニコ
彼方
彼方
ニコ
ソファに寝かされていた ギターを持って、リビングを出る
彼方
絶対に漏れない情報のはず
なのに、よりによって“あのこと”を 知られるなんて……
彼方
……そう、部外者は知らない、 知れるはずがない
たとえどんな手を使っても、 ほぼ確実に入手できない情報なのに
彼方
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで