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公園が好きだった
公園が、と言うより、 明るい場所が好きだった。
そこにいれば、
私が私であれる気がした。
裸足で地面を走ることも
木の下にあった枝を拾って 振り回すことも
自転車を漕いで走り回って
そのあと転んで母親に怒られるのも
暖かかった。
──ちゃんってさ、
変わり者だよね。
男みたいで気持ち悪い
我儘だし
またあの子……
これ以上迷惑かけないでよね
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い
…………
気持ち悪いって、何?
暗闇が好きだった
私を存在ごと
否定して“くれる”あいつらみたいで。
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コメント
2件
暗闇が好き「だった」ということはつまり今はもうとんでもない明るい場所を愛していると捉えてよろしいね??まさかタヒエンドだから過去形とかじゃないね??泣くよ
読了しました。この第7話、すごく心に刺さりました。序盤の「明るい場所が好きだった」というぬくもりのある記憶が、シーンが進むにつれて他者の言葉で少しずつ侵食されていく流れが、まるで心の傷をなぞるようで。最後の「暗闇が好きだった」という反転、そして「否定してくれるあいつらみたいで」という一文の重さ……。自己肯定感を奪われた人が、その否定の視線さえも自分の居場所にしてしまう、そんな悲しい心理の機微がとても巧みに描かれていると感じました。