莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
これはnmmnです ご本人様とは関係ありません
苦手な方は見ないでください
僕はずっと縛られている
“失敗作”というレッテルに
“家族”という呪いに
???
ごめんなさい
???
ごめんなさい
???
ごめんなさい
僕は失敗作なんだから、せめて家族の役に立たないと
そう思って言いなりになって
失敗して、怒られて
謝って
謝って
謝って謝って謝って
壊れた
それでも僕はずっと
あの家に
あの家族に
大嫌いな自分自身に
囚われ続ける
その呪いは
身体中にアザとなって現れて
腕の傷となって僕を支配して
心を蝕んでいく
体の痛みなんてどうでも良くなるくらい
僕の心は
いつも傷だらけだった
消えたかった
死にたかった
それで僕を縛る鎖を、全て綺麗に振り払えたら
どんなに楽だっただろう
でも
逃げる勇気はなかった
そんな呪いにかかって
僕は今生きてる
生かされている
僕は何のために生きていたんだろう
認められるため?
褒められるため?
分からない
いや、分かりたくないだけだ
僕はきっと
そもそも
生きることを
生まれてきたことを
望まれていなかったんだ
だから僕は
“失敗作”なんだ
生まれてきちゃってごめんなさい
何もできなくてごめんなさい
迷惑かけてばかりでごめんなさい
頑張って言いなりになるから
もう傷は嫌です
.........ろ........
何の声......?
こ.........ん........
よく聞こえない、怖い
ころん........
僕を呼んでる?
ころん......起きて.......
起きて..........?
もしかして、寝坊しちゃった?
怒られる、殴られる
怖い.....
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
許して.......お父さん........
ころん!!!!
ころん
さとみ
さとみ
ころん
30分前
さとみ
さとみ
土曜日
珍しく早く目が覚めた
隣に温もりを感じて視線を落とす
さとみ
さとみ
腕の中で気持ちよさそうに眠っている君
さとみ
さとみ
早まる鼓動を落ち着かせながら君を眺める
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ゆっくりと君の髪を撫でて、微笑んだ
その時だった
さとみ
すやすやと寝息を立てる君の目から
そっと涙がこぼれた
ころん
さとみ
君は苦しそうに顔を歪め、うなされている
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
君はまだ苦しそうだった
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
君が泣き止むまで、しばらく2人で抱き合っていた
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
怯えたような表情の君に優しく声をかける
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
コメント
1件
続きが楽しみです!