この作品はいかがでしたか?
820
この作品はいかがでしたか?
820
💗
🤍
💗
今日は待ちに待…………
ってはないが体育祭当日
今は開会式の校長の話の最中だ
漫画でよくあるような長ったらしい校長の話を 聞かなきゃいけない地獄の時間がである
誰も真面目に聞いていないような 正直にいって意味がないとも思っているこの時間
誰も聞く耳を持たないせいか 生徒全員が暇を持て余していた
💗
🤍
🤍
💗
競技前の待ち時間 自席でしょうちゃんと軽く愚痴を話す
🤍
💗
そう言いながら手元にあるスケジュールに目を通す
さっき開会式が終わったから…
💗
🤍
そう聞かれ、俺は記憶をたどる
誰かに玉入れに出ると聞いた気がするが… 思い出せそうで思い出せない
……………あ
思い出した
💗
🤍
💗
そう言いながらも俺も内心りうらを応援しようと思っている
🤍
💗
結果的に勝ったのはりうらのチームだった
りうらがほぼ1人で全部入れていたのが印象的に残っている
🤍
💗
💎
そんな他愛のない会話をしていると正面からほとけっちが走ってきていることに気がついた
💗
🤍
💎
実行委員で働かされていたのだろう ずっと呼吸を整えている
💗
🤍
💎
💗
そんなほんわかした雰囲気のある会話をしていると 後ろから重みを感じた
❤️
💗
気がつけばりうらが後ろにくっついていた さっきの背中の重みはりうらだったのか
🤍
💎
❤️
💗
❤️
いつも俺が絡みに行くと迷惑そうにするくせに 今日はなぜかりうらから甘えに来ている
正直言って………
すっごい嬉しい!!!!!!!
だってりうらの超!珍しいデレなんだよ!?!?
そんなん嬉しいに決まってるわ……
💗
❤️
💗
💎
❤️
💎
ほとけっちはなぜかフラれている
え、俺に撫でられたいってこと!? もう〜〜!!りうら可愛過ぎ〜!!
🤍
💎
🤍
💎
💗
❤️
💗
なんだその顔と笑い方!!! 俺を殺す気か!?!?可愛過ぎだろ!!!!
❤️
💗
❤️
💗
❤️
💗
急に声が低くなった 俺、なんか癪に触ることしちゃったかな…!?
❤️
💗
❤️
💗
そう言ってりうらは自席に戻ってしまった
💎
💗
💎
🤍
💗
ほとけっちが話の途中だったけどいいのだろうか… そんなことを考えながらスケジュールに目を通す
💗
🤍
💗
そんな話をしながら俺たちは自席に戻っていった
🤍
💗
🤍
💎
🤍
そう言い残したしょうちゃんは走っていった
💎
しんとなった少しの時間を止めに来たかのようにほとけっちが話しかけてくる
俺もそれに続いて会話を続ける
💗
💎
そんなことを満面の笑みで言うほとけっち こんなに可愛いのにこれで告られたことないの… 逆にすごいんじゃないか…?
💗
ほとけっちの非現実的だけど可愛らしい考えに 微笑を浮かべてしまう
💎
💗
二人してアニキを探す 黒髪で長髪だから見つけやすいはずなんだけど…
探し続けているとピストルの音がなった
💗
スタート位置の方に目が行く しょうちゃんがちゃっかり並んでいることに気がついた
💎
💗
💗
💎
💗
そんな話をしながらしょうちゃんを目で追う
💗
💎
💗
💎
💗
💎
💗
💎
💗
だけどしょうちゃんは周りを見渡すことなどせず ただただ俺らのほうに走ってきた
💎
💗
💎
💗
💗
💗
💎
🤍
💗
🤍
💎
💗
🤍
💗
放送委員
放送委員
司会の放送委員の人がマイクを俺ら3人の前に持ってくる
🤍
放送委員
🤍
💗
💎
🤍
💗💎
🖤
🤍
💗
💎
競技終わり 自席に戻る最中にアニキに声をかけられた
🖤
🖤
🤍
💗
💎
🖤
🤍
🖤
そんな微笑ましい会話をしていると 肩になにか触れた
💗
💙
💗
まろがそう言いながら抱きついてくる 後ろからの重さで潰されそうだ
💗
🖤
💙
💗
💙
💗
🤍
💎
💗
🖤
💙
💗
そう言い残しみんなに背を向けた
ようやく俺らの番がきた 緊張と憂鬱感でこの長い待ち時間が余計長く感じた
あのまろからの脅しと、学校1運動ができる人間とペアを組んでいるというのからものすごいプレッシャーに 押しつぶされそうな感覚になる
💙
💗
そんなことを脳内で巡らせているとまろから声をかけられた
まろの方を向くと手を差し伸べてくれるまろがいる その手にそっと俺の手を重ねる
そのまま立ち上がり俺らは位置に着き 白線ギリギリまで足を出す
始まる前にまろがこっちを向き、強気な表情で頷く 俺もそれにつられて頷いた
大きなピストルの音
それと同時に踏み出した足
出だしは順調だ まだ前に一組いるが抜かせない範囲ではないだろう
まろもそう考えたのかほぼ同じタイミングで少し速度を上げる ここまで全くのミスはなく怖いほど順調だ
💗
そう安堵で小さくためいきをつく
💙
💗
安堵で緩んだ気持ちをまたも引き締め足に力を込める 俺らはまたもスピードを上げて後ろのチームどの距離を大幅に空けた
と、その時だった
一瞬の隙にまろとタイミングが若干ズレたようだ
だんだんと体が前のめりになっていく もうダメだと気づいたときにはもう遅かった
俺の手はすでに地面についている 勢いのままその手が前に押し出される 自ら押さえつけた砂利が俺の手のひらの皮膚に食い込みえぐっているのがわかる
手のひらから伝わる鋭い痛み それと同時に下半身からも痛みが走る
地面に付いた膝から血がドロドロとたれていた
💗
その間に他のチーム全てに抜かされてしまったのだろうか 倒れた俺の横におそらくまろであろう人物が視界に入った
💗
💗
コメント
18件
1位とってほしいけど犯されて欲しい…
なんか言いたいことありすぎて忘れた、なんだっけ……(( えっっと…❤️ちゃんがかわいい。💜ちゃんに感動。🩷ちゃん🥺。
えー!!!!???? 1位じゃないの!?ガチで!?!? てかいろいろと情報多々で可愛い