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248
36
シュウ
アイン
ヴァウルス
そう言うとヴァウルスさんは仲間と一緒に消えた。
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ほわとわ
天使ちゃん
颯
東京でやばい魚人との激戦が終わり、後にこの出来事は東京遊泳戦と呼ばれた。
俺たちはやっと元の日常へ戻ることが出来る。
前には談笑する2人。
ヴァイス
ネモ
颯
ネモ
天使ちゃん
ネモ
横には天使ちゃんの笑顔。
天使ちゃん
颯
颯
天使ちゃん
天使ちゃん
天使ちゃん
そして、上には…
大量の飴が降ってきていた。
ヴァイス
ヴァイス
天使ちゃん
颯
ネモ
ネモ
天使ちゃん
天使ちゃん
ヴァイス
ネモ
颯
ネモ
ネモ
すると、ネモの体から角と尻尾がなくなっていった。
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
すると、ヴァイスから魔力が溢れ出すほどに強い魔力が宿っていた。
ヴァイス
天使ちゃん
ネモ
急になんでも願いが叶うようになった。
どういうことなんだーー?!
颯
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
颯
颯
颯
颯
うんちの魔物
颯
うんちの魔物
颯
颯
たまごの魔物
颯
アイン
アイン
颯
アイン
アイン
その時、俺は嫌な予感がした。
颯
アイン
天使ちゃん
間一髪の所で天使ちゃんが助けに来てくれた。
天使ちゃん
颯
天使ちゃん
颯
アイン
颯
天使ちゃん
颯
シュウ
アイン
天使ちゃん
颯
シュウ
うんちの魔物
たまごの魔物
天使ちゃん
颯
アイン
ヴァイス
ネモ
ネモ
ヴァイス
今だったら願うだけでネモをオレの物に出来るのは確かだ。だが、それは本当の意味で、ではない。
オレは元から、魂をちょっと弄って思考を変える能力があるが、それを本気で使ったことは一度もない。
それで手に入れた幸せは、きっと偽物だから。
だから…今の状況も同じだ。
ネモ
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
…1番冷静になれていないのは私かもしれない。
シュウ
シュウ
それがきっと一時的なのものだとしても…
心の救済を求めるのは何も変なことじゃないだろう。
シュウ
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルスは時計を指差した。
その針が止まっている。
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
街の端まで来た。
ヴァウルス
そこにはうっすらと魔力による壁のようなものが見える。
ヴァウルスさんがそれに触れるが、弾かれる。
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルスさんでもこの結界を破壊することは出来ないようだ…
シュウ
シュウ
思考までもがおかしくなっている…
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
シュウ
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルスさんはその結界を破壊しようと奮闘するが、どんな手を使っても全くヒビさえも入らない。
ヴァウルス
シュウ
止まった時、街を覆う巨大な結界。
脱出は不可能。
そして、ここでは願いが全て叶う。
そんな甘い蜜は完全に罠だと分かっているのに…時が経つ事に、衝動が加速していく。
ヴァウルス
ヴァウルス
私が考えないといけないのに…
この魔力のせいで頭が回らない…願いに考えが邪魔されるっ…
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ベタ
ピュヴル
この世界が急におかしくなり始めた。
少し先に、見慣れた後ろ姿が見える。
好きだったあの長い髪、今にも消えそうなあの儚い雰囲気。
でも何故だ?
ピュヴル
ベタはもうこの世にいないはずなのに。
ピュヴル
ピュヴル
俺はただひたすらに追いかけた。
俺はこんなにも、寂しかったんだ。
耐えられなかったんだ。
お前のいない日々が。
ピュヴル
ベタ
ピュヴル
ベタ
…ベタの声。
ずっと、また聞きたかったあの声だ。
ピュヴル
ピュヴル
ベタ
ピュヴル
ピュヴル
お前がいるなら、俺は…世界をリセットする必要なんてない。
ずっと…このままでいさせてくれないか。
永遠に…
颯
颯
うんちの魔物
たまごの魔物
リンゴの魔物
天使ちゃん
颯
俺の刀が震えている。
颯
刀が何かを伝えたがっている。
颯
颯
刀は俺を操り、魔物を斬り始めた。
颯
うんちの魔物
たまごの魔物
リンゴの魔物
個性豊かな魔物たちは、全員ぱらぱらと消えてしまった。
颯
颯
シュウ
アイン
天使ちゃん
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
天使ちゃん
アイン
颯
颯
シュウ
颯
ふと、さっきのことが思い浮かぶ。刀が正気に戻してくれたのか?いや、あの魔物達を倒した所で意識がハッキリした気がするな…
颯
ヴァウルス
ヴァウルス
颯
天使ちゃんの持っていた飴を斬ると、他の飴もぱらぱらと消えていった。
天使ちゃん
シュウ
シュウ
ヴァウルス
シュウ
アイン
俺はすぐにそいつらを切り刻んだ。
アイン
アイン
シュウ
アイン
ヴァウルス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
颯
ネモ
シュウ
シュウ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
シュウ
ネモ
シュウ
シュウ
ネモ
ネモはその言葉で今までのことを思い出した。現実に引き戻されるように、ネモの角と尻尾が戻る。
ネモは自ら眠りから覚めたようだ。
ネモ
ヴァイス
ヴァイスはこの状況に違和感を覚えていたのか、もう既に覚悟を決めていたようだ。
天使ちゃん
天使ちゃん
アイン
アイン
颯
ヴァウルス
ネモ
ヴァイス
颯
颯
颯
シュウ
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
颯
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
天使ちゃん
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ネモ
ネモ
ヴァウルス
ヴァイス
アイン
シュウ
颯
颯
刀を見てみると少し風の力が集まっていた。
天使ちゃん
颯
シュウ
ネモ
刀はより強い風の力をまとっている。
颯
ヴァイス
天使ちゃん
たどり着いたのは少し前にみんなで遊んだ海だった。
ピュヴルとベタに出会って戦った場所でもある。
ピュヴル
ベタ
颯
ネモ
ネモ
俺の刀が強い反応を示している。
颯
天使ちゃん
アイン
ピュヴル
ピュヴル
ネモ
ネモ
シュウ
颯
颯
ネモ
ネモ
アイン
アイン
颯
ヴァウルス
ヴァウルスさんが小さな声で言った。
颯
颯
俺は静かに刀を構えた。だが、どうしても躊躇してしまう。
幻であるベタを斬ってしまえば…ピュヴルはまた救いようのない現実へ戻されてしまう。
だが、刀に背中を押されるように、俺はベタを斬った。
ネモ
幻のベタが海風と共にぱらぱらと消えていく。
俺は結局あいつが忘れられなかった。
何度もベタに会いに行こうとした。だがその度にベタとの約束が頭を過ぎった。
世界のリセット。
それはあまりにも無謀で。
こんなちっぽけな俺では何も出来なかった。
でもある日、………と名乗る人物と出会い、その人の助けで世界をリセットすることも、擬似的にこの世界の神にもなれると教えてもらった。
だが、1つ条件が必要だった。それは強い魔力を持つ者か、魔王を生贄にすること。
だから俺は瀕死のルカをその人に渡し、俺はその儀式を始めた。
俺の身体にルカが吸収されていった。
湧き出る魔力、高揚感…その時俺は理解した。
これが、魔王なのだと。
ピュヴル?
颯
もうそこにピュヴルはいなかった。
いたのは怪物だった。
海の上に浮かぶ、巨大なタコのような怪物…ぼろぼろのフード、目は抉られ、羊のような角ともう飛べない翼が生えている。
その怪物は触手を叩きつけて襲ってくる。夢の邪魔をするなと言うように。
シュウ
アイン
ネモ
ヴァイス
ヴァウルス
シュウ
ヴァイス
ヴァウルス
海の中から攻撃してくるそれは触手から何かを噴射した。
颯
欲望が心の底から湧いてくる。
夢に溺れさせようとしているらしい。
シュウ
シュウさんはその触手を槍で突き刺し、燃やした。
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
俺はお前との約束を果たす。だが、この世界が終わるまで…少しだけ夢を見させてくれないか。
またあの場所でお前と話したかったんだ。
だから俺は自分自身を騙して、この世界に俺を閉じ込めた。
よく出来た幻のベタを用意して、何も知らない俺はそれを追いかけた。
それで俺が1番好きな場所で、またお前と話した。
ああ、甘い夢だったな。
だが邪魔された。
もはや邪魔してきたお前たちことも覚えてはいないが、俺はただお前たちを殺すだけだ。この時間は誰にも邪魔させない。
それで平穏が戻ったのなら、俺はまた夢の中でお前と会える。
お前以外のことは全て忘れよう。今や俺にはお前しか要らない…お前以外は…要らない…!
ネモ
ヴァイス
ネモ
ネモ
ネモは覚悟を決めたように、魔力を集中させる。
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
アイン
天使ちゃん
颯