注意書きは E p i s o d e . 0 へ
E p i s o d e . 1
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
召使いに過ぎない。
そう言われているが 一応俺もこの一族に関係性はある。
しかし彼女らは俺を嫌う。
そもそも関係はあると言われても 血の繋がりはない。
否、今は、が正しい。
かつては俺も血の繋がりはあった。
今の一族に繋がりがないだけ。
S m ﹣﹣
今この一族には 一般の家庭でいう「父親」、 すなわち大黒柱となる者が一応いる。
そしてその妻。
今の俺の兄弟にあたる人物らは この2人の子である。 1人だけは少し俺と繋がりがあるが。
俺の父親は今居る奴ではない。
元は、実の母親も居た。
だが病気により母は他界。
元から貴族民であった父親は とある1人の女性と籍を入れた。
それが今の母親にあたる人物である。
S m ﹣﹣
彼らが籍をいれてからしばらく、 二人の間に1人、子が生まれた。
少しではあるが 俺と血の繋がりがある子。
ずっと一人っ子だったため、 「弟」という存在に少し胸を踊らせていた
この頃は彼女も優しかった。
今考えればきっと父親が居たからなんだろうな
いわゆる猫かぶり…ってやつ。
S m ﹣﹣
弟はよく俺に懐いていた。
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
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N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
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S m ﹣﹣
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甘え上手で可愛げのある子だった。
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
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実母と離れた頃の寂しさは残っていて
急に環境が変わるから不安だったけど
純粋無垢で可愛い弟に、優しい義母。
この頃は幸せだった。
この頃は。
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コメント
3件
過去形みたいな感じめっちゃ好きです!( 〃▽〃)