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3 - Robot World 第3話

♥

115

2019年05月13日

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次の日 (2038年1月28日)

いつも通り、学校に向かう途中、

僕は、昨日扉があった路地裏を覗いてみた。

でも、やっぱりそこには何も無くて、

ただ、じっと見つめていた。

瑛治

あ、やばい、

瑛治

今何分だ…

腕時計を見ると、8:12と表示されていた。

学校が始まるのが8:25……

瑛治

少し走るか……

瑛治

(行きたくないな……)

走ったから、学校に着いたのは8:17。

教室は4階まである校舎の中で2階にあるから、そんなに階段を上がるのに時間はかからない。

瑛治

着いた……

クラスメートA

おい、あいつ来たぞ

クラスメートB

逃げろ逃げろ!

瑛治

(……またか……)

机の上には、

バカww

さっさといなくなれよwww

などなど、いろいろな悪口が書かれていた。

これも、いつも通り。

周りの人も、クスクス笑ってるだけで、何も止めようともしない。

こんな学校……

大っ嫌いだ!!!

僕は、ドアを

バン!!!!

と、思いっきり開けて、学校の外まで走っていった。

瑛治

はぁ……はぁ……

瑛治

いつの間にか川岸まで来てたのか……

学校の近くには川があって、

そこの周りには草がたくさん生えてて、

僕の数少ないお気に入りの場所。

瑛治

あれ、誰かいる……

瑛治

!!

瑛治

るい!!

るい

……おお。

るい

瑛治。

るい

お前も、学校抜け出してきたのか?

瑛治

そうだけど……

瑛治

なんで、るいこそここにいるのさ!

るい

嫌になったんだよ。

るい

学校が。

るい

またあいつら、俺の上靴隠して……

るい

どうせまた、ごみ捨て場にでも捨ててるんだろ…

るい

るい

瑛治は?

瑛治

僕も、机の上に落書き…

瑛治

グスッ……

るい

るい

?!

るい

おい、泣くなよ!

るい

(初めてじゃねえか…?)

るい

(こいつ、これまで泣いたことなんて…ないのに…)

瑛治

僕もね、学校なんて行きたくないよ…

瑛治

でも、強制的に行かされる…

瑛治

もう……

瑛治

やだよ……

るい

瑛治……

瑛治

Robot Worldに行きたい……

るい

Robot……

るい

World……?

るい

なんだよ、それ……

瑛治

昨日、行ったんだ。

瑛治

いつも学校行く道の途中の路地裏にね、

瑛治

扉があったの。

瑛治

僕、好奇心湧いちゃって……

瑛治

そこに入った。

瑛治

そしたらね、たくさんのロボットがいたんだ。

瑛治

みんな、僕のことを家族みたいに迎えてくれて…

しばらくの沈黙が流れた。

瑛治

って、なんて話しても信じられないよn…

るい

すげえな!その世界!

るい

俺も行ってみてぇ!

瑛治

……え?

瑛治

信じて…くれるの……?

るい

あったりまえだろ!!

るい

瑛治は俺の大切な親友なんだから、信じるに決まってるじゃねえか!!

瑛治

ははw

瑛治

ありがと。るい。

るい

ここでゆっくりしてこうぜ!

瑛治

うん!!

るいは、僕のことをいちばんよく分かってくれる。

るいも、僕みたいに助けを求めてる人だから、

きっと、Robot Worldに入れるよね。

今度、連れて行ってあげよう。

Aー1436も、みんなも、歓迎してくれるよね!

結局その日は、るいとずっとそこで話したり、キャッチボールをしたりして遊んだ。

すっごい楽しくて、幸せだった。

帰るのが、すごい嫌だったけど、仕方なく帰った。

また、Robot Worldに 行けることを願いながら。

来夢

こんばんは!

来夢

本日2回目ですねww

来夢

暇だったので、第3話も投稿させていただきました!

来夢

また💚連打とコメント等、よろしくお願いします!

来夢

今回は短いですがこの辺で!

来夢

ではまた!

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