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帰り道でした。
いつも通らない道がありました。
ガレキだらけでボロボロで
通れたもんじゃないけれど
がれきで手を切りながら
瓦礫をどかして通りました。
暗くて湿った道でした。
気味が悪くていやでした。
でもどんどん進んだら
通り穴を見つけました。
無理やりこじ開けたようなあなでした。
穴の中を這いました。
途中で小さな穴を見つけて
覗こうとしてやめました。
先の鋭い千枚通しがこちらを向いていたからです。
遠くから足音が聞こえて
気味が悪くて帰りました。
近くでカエルが泣いたから
歩いて帰りました。
友達にその事を話しました。
通り穴に興味を持った。
帰りに行くことになりました。
放課後に一緒に行った。
通り穴の近くには、キョウチクトウが咲いてました。
ピンクの花だった。
二人で穴を這いました。
湿っていて気味が悪い。
道が開けていきました。
遠くに光が見えてきた。
伸びてきた手に気づかないまま
目の前で落ちた。
誰かに体を掴まれて
手をつかもうとして消えてった。
気味が悪くて仕方がなくて
怖くなったから穴からでた。
通り道まで歩いた。
カラスが遠くで鳴いたから、
道を走って帰ろうとした。
気味が悪くて仕方がなくて
通り道まで走って帰った。
カラスが遠くで鳴いたから、
道を走って帰った。
気味が悪くて仕方がなくて
通り道まで走って帰った。
カラスが遠くで鳴いたから、
道を走ろうとしてそしてまた
カラスが遠くで鳴いた。
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