しばらく歩き【太陽の広場】へとたどり着いた
かに佇む石盤が一枚。太陽と月の模様が刻まれているが、何も動かない
悠馬
悠馬
悠馬
悠馬は石盤に近づき、模様をなぞったり、表面を叩いたりしてみる。
悠馬
しかし、何の反応もない。石は冷たく、ただそこにあるだけだった。
犬
犬は悠馬のそばに座り、静かに空を見つめていた。
まるで何かを待っているようだった。
悠馬はその様子に気づき、犬の視線を追って空を見上げる。
悠馬
空には雲ひとつなく、青が広がっているだけだった。
悠馬
悠馬は石盤の周囲を何度も歩き回り、地面を掘ったり
草をかき分けたりして鍵を探す。
悠馬
悠馬は石盤の前に座り込み、頭を抱えた。
すると太陽の光が弱まり、広場全体が影に包まれていく。
犬
悠馬
悠馬は驚いて空を見上げると、太陽がゆっくりと月に覆われていく。
日食だ
悠馬
太陽と月が重なった瞬間石盤の模様が淡く光り始める。
ゴゴゴゴッ!
石盤が揺れ、中心がゆっくりと開いていく。
ゆっくりと浮かび上がったのは
第三の鍵 “時間の鍵”
悠馬がそれを手に取った瞬間地面が激しく揺れ始める。
悠馬
犬
悠馬は犬を抱きかかえようとしたが、バランスを崩して倒れ込む。
悠馬
悠馬は地面に伏せながら、鍵をしっかりと握りしめる。
だが、意識が遠のいていく。
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