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キンコーンカンコーン…
学校のチャイムが鳴り、皆が一斉に机から立ち上がる
もう放課後だ
アーテル
僕は大きく欠伸をする
アーテル
ずっと座りっぱなしというのはおしりが痛くなる
僕は今日、とある事をしたい
アーテル
アーテル
アーテル
そう言って、友達に手を振って教室を出る
廊下にはオレンジ色の光が差していて、心地いい
アーテル
外はオレンジ色の光で包まれていて、
セミの声が夏を知らせる
朝のジメジメとした嫌な暑さとは違い
外は生ぬるい空気が漂っている
今日僕がこんなにも急いで居るのは、ある都市伝説を試したいからだ。
「異世界エレベーター」
それは10階以上ある建物のエレベーターで、必ずひとりで乗ることが条件だ
僕は人が来ないうちにエレベーターへと乗り込む
アーテル
エレベーターに乗り、ボタンを押す
それぞれ、4階、2階、6階、2階、10階へと移動した
アーテル
僕は降りずに5階を押す
すると
ポーンッという音と共にドアが開いた瞬間
アーテル
??
僕は目を逸らしたまま、女が入ってきてから、1階のボタンを押す
エレベーターは1階へと着く
そして僕はまた降りずに10階のボタンを押す
…2階
…3階
…4階
…5階
…6階
…7階
…8階
…9階…
…
??
すると女が突然不気味に笑い出す
僕は怖くなり、必死に俯く
目をぎゅっと閉じて、はやくつくのを待つ
…
??
私は恐る恐る目を開ける
するとその女の顔がぎょっと僕の顔を覗くように見ていて、
その目は赤く充血している
アーテル
僕の意識はそこで途絶えた
…
…
ポーン