私は最低な人間だ。
許してもらおうなんて思っていない。
でも、これだけは言いたい。
ごめんね、こんな思いさせて。
ごめんね、助けてあげられなくて。
ごめんね、
君達を“創って”。
2月20日、君達は生まれた。
私達の...
人類の未来のために...
私は本気だった。
本気で人類に、“彼ら”に
『希望』を与えたかった...
今となっては、ただの言い訳だ。
これは私、いや...
“彼ら”と愚かな研究者の記録だ。
???
突然の登場で申し訳ありませんが、次回作は最終話を迎えた前作の過去編として近日中に1作目を投稿する予定です。
???
そして、この物語は兎隠 柘榴が生前に残した日記を中心に時間軸が進んで行きます。
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研究者サイドがメインになりますが、もちろん過去の“彼ら”も登場するので、そちらにも注目していただければ幸いです。
???
それでは失礼致します。