俺は1人でBARにきていた
コツ コツ__
1人で飲んでいた俺の横に座ってくる奴がいる
蓮
蓮
朔
蓮
葉月蓮、俺の数少ない友人だ
特に何かを約束したわけじゃないが、ここで飲むことが多い
蓮
因みに俺の仕事のことは知らない
俺もこいつの仕事を知らない
朔
蓮
朔
蓮
朔
蓮
蓮
マスター
朔
蓮
朔
それから少し話したり、静かに飲んだり
何時もそんな感じで遅くなったら帰る
今日は何があったか、蓮が仕事の話をし始めた
蓮
朔
蓮
朔
朔
朔
蓮
朔
蓮
カランッと、カクテルの氷が動く
蓮の目は正気だ
酔って流れで言ってるわけでもない
朔
朔
蓮
間髪入れずに答える
朔
蓮
朔
蓮
朔
朔
蓮
蓮
蓮
朔
蓮
朔
蓮
朔
それからはなんの問題もなく
何時も通り飲んで帰った
蓮
俺は社員寮に戻り次の仕事の確認をしていた
次の仕事は敵組織の殲滅
敵組織の異能力者や人数を確認するために書類に目を通していた
朔
朔
資料に目を通して驚いた
そこには見知った顔があったから
朔
ハズキ レン 葉月 蓮 ◯◯組織幹部補佐 異能力なし 視力が優れている為拳銃等は避けられる 非戦闘員な為拳銃以外の攻撃なら対応可能
彼奴は明日殲滅させる敵組織の幹部補佐、
俺は今確認したが、彼奴はもっと前に確認済みのはずだ
朔
知り合いだから、友人だから、なんて通用する世界ではない
それを俺は知っている
彼奴もそれは知っているだろう
割り切らなければならない
俺は明日の事を考えたながら眠りについた