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ー私の名前は、笹崎柚杏。 これは私の、何の変哲もない平穏な日常が平穏じゃなくなるまでの話ー

笹崎柚杏

は???今なんて?

笹崎璃空

だから!明日の旅行!俺の代わりに姉ちゃんが行ってくれよ!

笹崎柚杏

いやいやいやいや!!!

笹崎柚杏

無理でしょ!何言ってんの?!

笹崎璃空

頼むよ!!

笹崎璃空

明日の旅行は、1年と2年の合同旅行なんだよ!憧れの高槻先輩も来るんだ!絶対に休みたくないんだよ……

笹崎柚杏

じゃあ、あんたが行けば??明日までに、体調整えるとかしてさ。

笹崎璃空

無理だから言ってるんだろ〜…

笹崎柚杏

じゃあ諦めな。

笹崎璃空

……良いのかよ?そんなこと言って

笹崎柚杏

は???

ピラッ……

笹崎柚杏

?!あんたそれ……

笹崎璃空

姉ちゃんが好きだろうと思って、俺せっかく同級生から貰って来たんだけどなぁ〜。行かないならこれ,捨てちゃおうかなぁ

ゴミ箱に捨てようとする璃空

笹崎柚杏

ちょ!!ま!!待って!

笹崎璃空

行くの?行かないの?

笹崎柚杏

……行く。行くから。それ捨てないで

笹崎璃空

ん。ほんとっ、姉ちゃんは、To!kyo!JUMPに弱いよな。そんなにいいのか?

笹崎柚杏

あんたも推しになれば分かるわよ

笹崎璃空

ふーん……

笹崎璃空

まあいいや。明日は宜しくな

笹崎柚杏

てか、入れ替わるのはいいとして。髪型とかどうするのよ?あんたと私とじゃあ、背格好も違いすぎるわよ。

笹崎璃空

そこは何とかなるだろ。ほらこれ。

笹崎柚杏

なにこれ……。

私は璃空が指さす方向を見て絶句した。 何故かと言うとそこに置いてある紙袋の中には 璃空の制服と、璃空の髪色のウイッグが入ってたからだ。

笹崎柚杏

アンタこれ…。態々準備したっていうの?

笹崎璃空

そ。

笹崎柚杏

あんたねぇ……。

(用意周到というかなんというか……。昔からこういう悪巧みの時だけは頭が切れるんだから……。)

笹崎柚杏

取り敢えず…このチケットは貰っていくわね。あとこの紙袋も。

笹崎璃空

おう。

笹崎柚杏

じゃ、そろそろ寝るから。おやすみ。

笹崎璃空

ん。

ガチャ…パタン…

笹崎柚杏

(はぁ…)

私は自分の部屋に着くなり 溜息を着いた。

笹崎柚杏

(引き受けるとは言ったものの…明らかにこれバレるわよね…?でも今更、無理ですとは言えないし…)

笹崎柚杏

(てかそもそも、なんであの子が、To!kyo!JUMPのチケット貰えてるのよ…。ファンクラブに入ってる私ですら当たれてないと言うのに…)

ガサガサガサガサ…

笹崎柚杏

(これを付けるのよね?…だとしたら髪の毛邪魔だから、括ろう…。元の髪が長いから,括らないと出てくるわ…)

笹崎柚杏

……

笹崎柚杏

(案外…悪くない…。わね?)

初めて男物のウイッグを着けたけど 案外、行けないこともないと思った私は、 明日に向けて制服を着てみることにした。

笹崎柚杏

うわ…これ、どうやるのかしら……

笹崎柚杏

(ベルトとか普段付けないから…なんだから変な感じがするわね…。キュッと締め付けられてる感じがすごく気持ち悪いわ…)

ー数分後ー

笹崎柚杏

(ふう、何とか着替えることできたわね…。これを毎日あの子はやってたのね…。男子って案外大変なのかもしれないわね……)

自分の寝間着に着替えた私は 明日に向けて寝ることにした。 いつもより早めにタイマーをセットして布団へと潜った。

笹崎璃空

(うわ…。女の制服って案外めんどくさいんだな…。リボンを結ぶのめんどくせぇ……。スカートも、めっちゃ股のところスースーしてて気持ちわりぃ……)

いつもより早めのタイマーで起きた俺は、 姉から借りた制服を着ていた。 履きなれないスカートに、若干戸惑いながらも 何とか着替えることが出来た俺は、姉の待つリビングへと降りた。

笹崎柚杏

遅いー。

笹崎璃空

…仕方ねーだろ…。慣れねーんだから……。

笹崎柚杏

…分かってる?くれぐれも、私の友達や、クラスメイト達にはバレないようにしてよね?

笹崎璃空

わ〜ってるって……。

笹崎璃空

そういう姉ちゃんこそ、絶対バレるんじゃねーぞ?特に高槻先輩には。

笹崎柚杏

分かってるわよ。

笹崎璃空

……じゃあ行くか

笹崎柚杏

えぇ。そうね。

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