ハヤト
なんで・・・
ハヤト
なんで黙ってたんだよ!!
ユキ
・・・言えるわけないよ。
ハヤト
・・・誰との子なんだ?
ユキ
・・・ハヤトくんとのじゃない。
ハヤト
え・・
ユキ
ハヤトくんと付き合う前・・
ユキ
まだ私が高校生の時・・
ハヤト
・・・
ユキ
体育館倉庫で、2人の・・
ハヤト
やめろ!
ユキ
・・・
ハヤト
もう話さなくていい。
ハヤト
思い出させて悪かった・・・
ユキ
・・:
ハヤト
そんなことがあったなんて。
ユキ
ハヤトくんと付き合う前に、
ユキ
産んで・・・
ユキ
ママといっしょに育ててた。
ハヤト
・・・
ユキ
そして・・・
ユキ
ハヤトくんと付き合ったの。
ハヤト
・・・
ユキ
それで、ハヤトくんと
ユキ
本気で一生一緒に居たいと思った時に、
ハヤト
・・・
ユキ
自分の子供の顔を思い出したの。
ハヤト
・・・だからあの時。
「・・・本気で思えた時に・・・」
ユキの台詞を思い出す。
ハヤト
・・・
ユキ
・・・ごめんね。
ユキ
このままじゃ付き合えないと思って。
ハヤト
そんな・・・
ハヤト
でも、ユキは、
ユキ
そう・・ハヤトくんと別れてから
ユキ
他の男の人と付き合った。
ハヤト
俺が未練タラタラだったから。か。
ユキ
・・・そうでもしないと、
ハヤト
あぁ。その件で一気に冷めたよ。
ユキ
・・・ごめんね。。
ユキ
でも、・・・
ユキ
やっぱりハヤトくん・・
ピピッ
ハヤト
あ!
ハヤト
ごめん電池切れるからまた電話する
ユキ
わ、わかった。
ユキ
待ってるね!
ハヤト
・・・あぁ。
ピッ
電話を終える。
[ファミレス]
アオイ
今ユキから連絡きた。
タクヤ
なんてなんて?
アオイ
戻るかもしれないよ!あの2人!
タクヤ
ほんとか?!
アオイ
まだわかんないけどね。
タクヤ
よかったじゃん!!
アオイ
でもやっぱりハヤトの家に出た霊は、
アオイ
ユキの生き霊だったのね。
タクヤ
まぁ、生き霊てのは、
タクヤ
恨みだけじゃないって言うしね。
アオイ
なんかすごいねw
タクヤ
あぁ。生き霊が出るぐらい想ってたっててことだしなw
アオイ
ねw
タクヤ
てことで、アオイも生き霊出るぐらい想ってな?w
アオイ
そーいうことは、言葉で言ったらダメなのー!w
[ユキ宅]
プルルルル・・・
(以下電話)
ユキ
もしもし!
ハヤト
これから大丈夫なのかー?
ユキ
あぁ、・・・うん。
ユキ
寂しいけどね・・・
ハヤト
・・・
ユキ
彼女はできたの。?
ハヤト
いや、ユキと別れてからできてないよ。
ユキ
・・・
ユキ
今、1人?
ハヤト
・・・うん
ユキ
・・・
ハヤト
・・・もう戻ることはないよ。
ユキ
!・・・そっか。
ハヤト
お互いがんばろーな。
ユキ
・・・ありがと。
ピッ
電話を切り・・
ユキ
なんでわざわざ嘘ついたんだろ。
ユキ
家で1人って言ったくせに・・
ユキ
女の子居るじゃん。
[ハヤト宅]
ハヤト
・・・ごめんな。
ハヤト
ユキ・・・
ハヤトは家で1人
「はやく いっしょにしのうよ」
誰かの声がする。
ハヤト
・・・
ハヤトには見知らぬ女の霊が
みえている。
[数日後]
ハヤト
スーーハー
タバコをふかす。
タクヤ
・・・それどういうことだ?
ハヤト
・・・簡単に言ったら
ハヤト
ハヤト
ユキの生き霊じゃなかったってことだ。
タクヤ
??!!・・・
タクヤ
まじかよ。
タクヤ
・・・
ハヤト
・・・
タクヤ
・・・!
タクヤ
ちょっと待った。
ハヤト
・・・
タクヤ
・・・いつから気づいてたんだ?
ハヤト
それは・・・
タクヤ
・・・
ハヤト
あの家に引っ越してきてから・・・
ハヤト
・・・
ハヤト
ハヤト
・・・結構序盤かな。