テラーノベル
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夕暮れの雄英 校舎の窓から差し込む橙色の光が、グラウンドの影を長く伸ばす
華命 桃音は、誰もいない屋上に立っていた
風が髪を揺らす 静かで、でもどこか張り詰めた空気
華命 桃音
華命 桃音
ヒーロー社会は、桃音の個性を認めてくれるかもしれない
だが本当に自由に使えることはない
世間
世間
世間
理屈では正しい でも現実は違う
目の前で人が死にかけていても、彼女は止められるか?
無理だ。絶対に使う。 自分の意思で使えない世界なんて、耐えられない
その時、背後で声がした
爆豪 勝己
爆豪勝己 いつもと変わらない乱暴な声だけど、 今日は違う、胸の奥に何かが引っかかる
華命 桃音
華命 桃音
爆豪 勝己
桃音は微笑む。柔らかい敬語で
華命 桃音
爆豪は眉をひそめる
爆豪 勝己
胸が痛む
華命 桃音
桃音は意を決して言った
華命 桃音
爆豪の目が瞬きする
爆豪 勝己
華命 桃音
でも、彼女の瞳は揺れていない
その瞬間、空気が変わる。 黒い霧が風に乗って、屋上に広がった
死柄木 弔
死柄木弔と黒霧が現れる。 赤い瞳が、桃音だけを見つめる
華命 桃音
華命 桃音
死柄木 弔
死柄木 弔
死柄木 弔
華命 桃音
死柄木 弔
声が、低く、冷たい。 でも、どこか優しい響きも含んでいる
死柄木 弔
死柄木 弔
桃音の胸が締め付けられる
華命 桃音
華命 桃音
死柄木 弔
華命 桃音
華命 桃音
華命 桃音
華命 桃音
華命 桃音
死柄木が笑う
死柄木 弔
遠くでサイレンの音が響く。 ヒーローとして救うべき相手はまだ、助けを待っている
爆豪は叫ぶ
爆豪 勝己
でも桃音は振り向かない。
華命 桃音
華命 桃音
華命 桃音
涙が、静かに頬を伝う。 でも、声は震えていない
華命 桃音
華命 桃音
黒霧が死柄木と桃音を包む。 死柄木が手を差し出す
死柄木 弔
桃音は頭を下げる。 柔らかい敬語で、しかし決意を込めて
華命 桃音
華命 桃音
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爆豪は拳を握りしめる
怒りと、理解できない悲しみ
爆豪 勝己
でも声は震えない
彼も知っている。 桃音が、自分の意思で行ったことを
そして屋上には、黒い霧と静寂だけが残った
ヒーローを
目指した少女は、
自ら、悪を選んだ――
その決断が、全てを変える
ぬぴっ
コメント
5件
雄英バリア ?!?! 🫨 どーしよ、荼毘推しだから荼毘出てくるのかと喜ぶゆなぎがいる 🫠🌀
桃音ちゃん はやまるな!! 雄英バリア ガバガバすぎない!?