阿部ちゃんside
あれから俺は急いでトイレに向かった
トイレに着いた瞬間今まで堪えていた涙が滝のように流れてきた
この涙はアンチの辛さと皆の前で泣いてしまった自分の惨めさが混じって出てきた涙だと思う
そこから俺はとにかく泣いた
個室に籠りとにかく泣いた
どのくらいの時間が経ったのだろう
俺はようやく泣き止んで個室から出た
するとそのには康二がいた
康二
阿部ちゃん…
康二
ちょっと別室来て
と震えた声で言って俺を別室に連れていく康二
なかなか楽屋に戻らなかったから
今から康二に怒られる!そう思い
俺は怖くて俯いた
康二
ギュ(*´>ω<))ω`●)ムギュ-♡
阿部ちゃん
え…
康二が急に抱きついてきて俺は思わず情けない声を出してしまった
康二は何も言わず俺を抱きしめてくれていた
…俺の目から大量の涙が溢れてきた
さっきとはまた違った涙が…
俺は頑張って泣きやもうとしたが無理だった
康二はそんな俺を見て
康二
好きなだけ泣いていいよ
と言ってくれた
その後俺はずっと泣いていた
その間康二はどこにも行かず ずっと俺の事を抱きしめてくれていた
しばらくして皆が心配になったのか俺たちがいる処まで来てくれた
みんな揃ったところで泣いているのは情けない…そう思い泣きやもうとしたけどさっきよりも大粒の涙が溢れてきた
何故ならメンバー8人に抱きしめられているから…
皆心配そうな表情で近ずいて来て優しく抱きしめくれた
ホントに温かかった
嬉しかった
皆俺が泣き止むまでずっとそばに居てくれた
しばらくして俺は泣き止んだ
康二
今日は阿部ちゃん家帰ってゆっくり休んで
康二
後日詳しく話聞くから
阿部ちゃん
うん…分かった
阿部ちゃん
ありがとね皆
阿部ちゃん
お疲れ様でした…
康二
お疲れ様〜
めめ
康二阿部君何があったの?
康二
俺も詳しい事は分からないけど…
次回♡150







