これは実話です
それではどうぞ
ナレーター
ここは塾?です
ナレーター
勉強している「自分」のすぐ近くに、窓があり、
ナレーター
カーテンもかかっていました。
ナレーター
ですが、少しだけ隙間が空いていました。
ナレーター
その隙間は、ちょうど車の通りが見えるくらいでした。
ただ、どういう車が通っているかは分かりません。
ただ、どういう車が通っているかは分かりません。
ナレーター
その状況で起こった話です。
自分
(はあ…めんどくさい…)
自分
(そういえば今日は曇りか…なんか憂鬱)
ナレーター
と、外を見て、また手元に視線を戻した時でした。
ブンッ
自分
(ん、なんか通った?黒色の車?)
ナレーター
と思い外をみましたが、その車らしきものはもう見当たりませんでした。
自分
(おかしいな…でも車じゃなかったよ…?スピードが…)
ナレーター
そうです、車だと思いづらかった理由がこれです。
ナレーター
実はこの黒い物体が通る前、車が通りました。1度外を見る前に通っていました。
ナレーター
なぜそれが車だとわかったか、それは、
ナレーター
なんか通ったかと、確認した時、車の後ろ姿が見えたからです。
ナレーター
その車が遅かったとしても、カーテンの隙間から見える時間が長かったことになるので、「なんか通った?」とはなりづらいはずです。
ナレーター
そして、気のせいかと思ったその時。
ブンッ
自分
(え、さっきの…?)
ナレーター
と、また来たのです…!
ナレーター
しかも逆方向から…
[完]