一覧ページ

すまないスクールの桜姫第二章！桜舞い散る時

第19話 - 第19話　運命の出会い

2024年04月14日

#ウォーターチャレンジ

#二次創作

#愛され逆ハー

黒猫

ユウキにバレてしまった…けど好きで喧嘩してるわけじゃない…私が初めて人を殴ったのはあれは確か14歳の時、慣れない環境で１人で町中をうろついてたら不良の4人グループの女性達に絡まれてしまいその時に大事な幼馴染から貰ったリボンを取られた瞬間ﾌﾞﾁｯと私の何かが切れた音がし、その人達をひたすら無我夢中で殴ったのだ…警察が駆けつけて止めてくれたが気が付くと自分の拳が真っ赤になっていて辺りが血まみれで4人の顔がボコボコだった…しかも私はその人達を○しかけたのだ。人を初めて殴った事に対してとても怖くて何だが"自分が自分じゃない気がして"周りからは"化け物"と恐れられる様になり、そのせいで声が出なくなった…

昔の雫

(未だに忘れられない…あの恐怖を…このままだといつかは正真正銘の化け物になるかもしれない…だけどその時は…！)

昔の雫

("化け物になる前に自分からﾀﾋんでやる…！")

だけど…そんな事をしたらきっとユウキ達は悲しむと思うとﾀﾋにたくてもﾀﾋねなかった。そんな毎日が続くと思っていた…"あの時が来るまでは"

？？

誰か助けてー！！(汗)

昔の雫

…！

悪い男

良いから大人しく来いっ！

？？

いやーっ！！(汗)

昔の雫

…タッ！！(悪い男に思いっきりドロップキックをした)

ドゴッ！！

悪い男

グハッ！？Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ(汗)

？？

…！

昔の雫

ｽﾀｯ…(帰ろうとする)

？？

まっ待って下さい！！

昔の雫

…？

？？

あの…助けてくれてありがとうございました！お陰で助かりました！！(汗)

昔の雫

……

？？

？(この人無言だな…！もしかして！)

？？

(お名前は、なんて言うんですか？)(※手話で)

昔の雫

…！(手話…出来るの…？)(※手話で)

？？

(はい！こう見えて私は医学を学んでて！)

昔の雫

(そっ…でも耳は聞こえる…声が出ないだけ…)

？？

え？そうだったんですか！それなら良かった…！もし遅れました。わたくしは

マリア

マリアと言います。貴方のお名前は？

昔の雫

(……黒鬼って呼ばれてる…)

マリア

黒鬼さん…ですか

昔の雫

(それじゃあ…後此処は不良や悪い人達がよく使う所だから渡らない方が良い…)

マリア

分かりました…あっ最後に良いですか？

昔の雫

？(何？)

マリア

…道を…教えてくれませんか？逃げるのに必死で…(汗)

昔の雫

……はぁ…( ´Д｀)=3

昔の雫

(何処に行きたいの？)

マリア

えっと…〇〇都市なんですけど…(汗)

昔の雫

(あー…そこね…付いて来て)

マリア

！はい…その…すみませんわたくし街に出たのが初めてで(汗)

昔の雫

……(初めて…か…てことはどっかのお金持ちのお嬢様か？)

私はマリアと名乗る女性を案内する事になったのだ

昔の雫

(着いたよ)

マリア

わぁ…！本当にありがとうございました！

昔の雫

(別に…それじゃあ…)(帰ろうとする)

マリア

！待って黒鬼さん！

昔の雫

？

マリア

…"また会いましょう！"ﾆｺｯ

昔の雫

！…(振り返らず帰った)

マリア

あっ…行っちゃった…

昔の雫

……(またね…か…)

まぁ…その言葉は実現するのは無理だと思ってた…にしても此処に来て初めて言われたな。そう思いつつ私は家に帰ったのだ

次の日

昔の雫

(さーて今日は何するか…)

ブッブーッ！🚗

昔の雫

…？

すると高級車らしき車が私の前に止まりなんか執事の格好をした老人が出てきた

執事

見つけましたよ…黒鬼さん

昔の雫

！(誰…？)

執事

急で申し訳ございませんが私と一緒に来てくださいグイッ(雫を引っ張る)

昔の雫

！？

執事

さぁ早く(車に乗せた)

昔の雫

！(汗)

いきなり車に乗せられ何処かに連れて行かれたのだ

昔の雫

(な…なんだよこれ…？(汗))

執事

何もしないのでご安心を

昔の雫

(何処がだよ！💢思いっきり誘拐じゃん！💢)

車の中にて

昔の雫

……💢

執事

……(運転中)

昔の雫

(何が目的？💢)

執事

…実は昨日貴方様がうちの"マリアお嬢様"を助けてくれましたよね？

昔の雫

！

どうやらマリアは本物のお嬢様だったのだ…まぁ薄々そうだと思ってたけど

執事

その時…旦那様が貴方にお会いしたいと言われて…

昔の雫

……(成程…出来れば早く返してくれ…弟が待ってるんだ)

執事

弟様が居たのですか？

昔の雫

(まぁ…けど生まれつき心臓病で入院してるんだ…)

執事

！…そうだったのですか…

昔の雫

……

執事

もうそろそろ着きますよ

昔の雫

…！(うわ…デカっ…！(汗))

連れて来られたのはとても大きくて立派な屋敷だった

執事

ではどうぞ中へ…

昔の雫

……(汗)

屋敷の中にて

昔の雫

(広っ！？)

見るもの初めててついつい見渡してしまう

執事

旦那様、奥様連れて来ましたよ

マリアの父

うむ。ご苦労だったな

昔の雫

！

すると旦那様と名乗る者が出てきてその後ろに女性が立っていた…私はすぐにこの二人がマリアの両親だと認識した

マリアの母

貴方が黒鬼さんね、お会い出来て嬉しいわ〜！

昔の雫

…ペコッ(お辞儀した)

マリアの父

ではそこに座って話そうか…

そう言われて私はおしゃれなソファにゆっくりと座った

昔の雫

(うわっこのソファ柔らかくて良い…！)

執事

それでは私はお茶とお菓子を用意しますね

マリアの母

お願いね

そう言って執事は何処かへ行った

マリアの父

昨日…娘を助けてくれて本当に感謝するぞ

昔の雫

(別にそんな大した事じゃないので…)

マリアの母

でもどうしても改めてお礼を言いたくて

昔の雫

(そうですか…)

マリアの父

…んでそこで君に頼みがあるんだ

昔の雫

？

マリアの母

うちの娘を…"守って欲しいの"

昔の雫

(守って欲しい…って…？)

マリアの父

嗚呼…実は…(汗)

話を聞くと昨日マリアを誘拐しようとしてたあの男はどうやらどっかの会社を経営お金持ちの使用人だったらしく。先日その会社の社長と息子と名乗る者が屋敷に来てなんと"マリアを自分の息子のお嫁さんにくれ"っと言ってきたらしい、マリアの両親は頑固拒否、しかしその息子は"欲しい物は必ず手に入れたい"っというなんとも執念深い奴らしく、どんな手段を使ってても絶対に手に入れる為悪質な嫌がらせをされているらしい

マリアの父

最近は落ち着いたと思ってて昨日外に出したんだがうっかり油断してしまった…あの時君が通らなかったら今頃娘は…(汗)

昔の雫

……(事情は分かったけど…)

マリアの母

そこでその腕っぷしを見込んで今日から"マリアのボディーガード"になってもらいます！

昔の雫

……(は？(汗))

マリアの父

てことでよろしくな

昔の雫

シュッシュッ！！(汗)(高速で手話してる)

マリアの父

って早い早い！？(汗)何言ってるか分かんないから！！(汗)

昔の雫

(私がお宅の娘さんのボディーガードって！本気！？(汗))

マリアの母

勿論本気ですよ

昔の雫

ｯ…(冗談じゃないよ！大体私なんかが守る事なんて…！それに私は見ての通り人間に化けた人○しですよ！！(汗))

マリアの父

……それがどうしたと言うんだ？

昔の雫

！？(汗)

マリアの母

確かに貴方は周りから化け物と言われておりますがその化け物が"人々を助けてるのは貴方が優しい方だからです"

昔の雫

…！

この時私は…母が言った事を思い出した。アレは人を殴った後私は自宅待機だけで済んだ…だけど私は何もかも分からなくて部屋にこもりずっと泣いてた…そんな時母はこう言った。"大丈夫…お母さん達は雫を捨てたりなんかしない…その拳は誰かを守る為に使いなさい"っとその言葉を言われた。以来私は少しでも自分の罪を償う為、弱い者をイジメをする輩を成敗する事を決めた…

昔の雫

(誰かを守る為に…か…)

昔の雫

(分かった。娘さんのボディーガードになってやる！)

マリアの父

！ありがとう！

マリアの母

それじゃあよろしくね。勿論報酬もいくらでもやるわ！

昔の雫

…フッ(なってやるよ…これが私の"罪滅ぼし"になれるなら！)

こうして私はマリアの専属ボディーガードとなったのだ