やばいアリスと僕。

ガチャリ。

ガチャン。

ガチャン。

ガチャン。

ガチャン。

ガチャン！

アリスは可愛いげのある笑顔で僕にグラスを渡してきた。

アリスは僕のグラスにワインを注いだ。

そして、アリスには僕のとは違うそのワインを入れてあげた。

僕はワインの味とこの空気を楽しみながら、目を閉じてワインを一気に飲んだ。

アリスが不安そうな顔をして僕を見る。

グラッ。

グラッ。グラッ。

ドサリッ。

僕は無理やり立とうとするが、立てなく、両手に力を入れてなんとか立てた。

ガチャン。

アリスの手元から、何か光る物があった。

けど、めまいでよくわからない。

僕は泣きながらドアの鍵を外した。けど、どんどん体の感覚がなくなっていって、倒れてしまう。

私が 許さないよ？

アリスは僕に乗っかって、その光る何かを僕に見せてきた。

アリスは僕の頭を優しく撫でてくれた。僕はこのために生きているのかもしれない。その不思議な感覚に、僕は翻弄されていた。すごい。気持ちいい。どこか満たされるような感覚に、僕は目覚めてしまった。