マミ
皆さんこんばんは。
マミ
案内人のマミです。
マミ
今では、ラインやメール、
マミ
知らない人ともチャットなど、
マミ
人との会話が増えています。
マミ
今回は、そんな「相手とのコミュニケーション」に関する意味がわかると怖い話です。
聡太は、A区に住んでいる 中学生だ。
親からの虐待を受け、 小学校ではいじめられる などと、ひどい境遇だった。
だが今は、親せきに引き取られ、 平穏な学校生活を送っている。
聡太
今日は本棚の整理をしよっと。
聡太
…ん?
聡太
なんだこのノート。
聡太
古そうだな。
聡太
んーと、僕は聡太。虐待とイジメを受けていました。
聡太
なんて書いとこ。
翌日
聡太
ノートはどこにあったっけ。
聡太
あっ。
聡太
そういやこの古そうなノートに
なんか変なこと書いてたわ。
なんか変なこと書いてたわ。
聡太
なんて書いたっけ。
聡太
あれ?
聡太
返事がある…。
そこには、
ソウタ
僕の名前もソウタだよ。
ソウタ
僕も虐待とイジメを受けていたんだ。
ソウタ
お互い辛かったよね。
ソウタ
これからも頑張っていこう!
というメッセージがあった。
聡太
すごい、返事が書かれてる…。
それから聡太は、ソウタに たくさんの相談にのってもらって いた。
聡太
俺さ、虐待とイジメを受けていたんだけど、あまり記憶が無くて、
そんな怖くなかったんだよな…。
そんな怖くなかったんだよな…。
ソウタ
オレはずっと苦しんでいたって
いうのに?
いうのに?
ソウタ
そんなのずるい!
ソウタ
オレは君よりもずっと苦しんでいたんだ!
ソウタ
お前が憎い…
ソウタ
殺してやる!
次の日、聡太は自殺していた。
マミ
この話の怖いところは分かりましたか?
マミ
書くと返事をくれるノート、
マミ
同じ境遇で同じ名前のソウタという少年、
マミ
聡太の自殺、
マミ
この3つを照らし合わせて考えた結果、
マミ
聡太は二重人格で、ソウタという人格を作り出し、ソウタが虐待とイジメを引き受けていたのでしょう。
マミ
だから聡太にはイジメや虐待の記憶が無かったのです。
マミ
最後は、ソウタの人格が聡太を
殺そうとして、自らを殺した…
殺そうとして、自らを殺した…
マミ
ということです。
マミ
もとは同じでも、多重人格は
怖いですね。
怖いですね。
マミ
もう一つの人格にはお気をつけて…。