『もう、終わりにしたい』
それを伝えると、暁は複雑な表情をしていた
彼方
彼方
暁
彼方
彼方
暁
暁
何かを惜しむような顔をする暁
彼方
彼方
彼方
彼方
暁
彼方
彼方
彼方
彼方
彼方
暁
彼方
暁
暁の後輩
そう言って、扉へ向かっていく
扉を開けた後、暁は少し振り返った
暁
彼方
バタン……
その音が聞こえた時、俺は何か一つの物語が終わったような、そんな感覚がした
真冬視点
僕と彼方さんのいる場に、しばらく沈黙が流れる
すると彼方さんは、僕の方を向いた
彼方
真冬
彼方
彼方
真冬
さっきは遠くてよく見えなかったが、彼方さんの顔に、複数の小さな傷があった
真冬
彼方
彼方
真冬
彼方
彼方
そう言って必死に言葉を繋ぐ彼方さんの目に、大粒の涙が溜まっていく
真冬
彼方
彼方
そこまで言うと、彼方さんは手で両目をこすった
真冬
真冬
真冬
真冬
彼方
彼方
必死に涙を止めようとしている彼方さん
その姿はまるで、最初出会った時の僕と重なるような気がした
真冬
そっか、あの時の彼方さんも 同じ気持ちだったのかな
真冬
真冬
ぎゅっ…
彼方
僕は無言で、彼方さんの顔を覆い隠すように抱きしめた
真冬
真冬
真冬
彼方
僕は泣きじゃくる彼方さんの背中をさすりながら、安心するよう言葉をかけ続けた
窓からは、綺麗な夕焼けが見える
橙色に照らされた綺麗な黒髪と涙は、きっともう一生見られないのだろう
そこには、僕と彼方さんだけの 時間が流れていた







