俺には付き合って長い彼女がいた
両親への挨拶なども済ませ、結婚も近々しようと話していた矢先
彼女の癌が発覚した
日に日にやつれていく彼女を見るのも辛かった
そんなある日、彼女は俺にこう言った
彼女
これ以上和くんに迷惑かけられない...
彼女
別れましょう
和久
え...
彼女
もういいの
正直、そばにいてなにも出来ないのがもどかしくて
そに日から俺は
彼女から遠く離れた場所に越した
だが
しばらく経って、奇妙な現象が起きるようになる
深夜
和久
ん、、
和久
まただ
和久
誰かが布団に入ってくる感触がある
和久
もしかして、死んだ彼女が会いに来てるのか...
和久
俺は酷いことをした
和久
いくらでも受け入れるよ
そんな事が続いて、約3年が経った
俺は仕事で、かつて彼女と暮らしていた場所の近くにへと立ち寄ることになった
和久
懐かしい...
和久
せめて墓参りだけでも
和久
ん?
和久
あ、、お久しぶりです、、
彼女の母
あら、和久くんじゃない、!
彼女の母
久しぶりねぇ
和久
あの..
和久
彼女さんの墓参りだけでも...
彼女の母
あら、なに言ってるのよ笑
彼女の母
奇跡的に完治して
彼女の母
結婚してるわよ
和久
え、、?
和久
じゃ、じゃあ、
和久
布団に
和久
入ってきてたのって
和久
だれ