お願い
信じて、!
みのり
みのり
愛莉
雫
みのり
順を追って話さないとわかんないか!と思い、少し焦りながらも説明する
みのり
わたしは遥ちゃんにあったことを全て話した
雫
愛莉
みのり
愛莉
雫
愛莉
愛莉
そう、そこだ
遥
わたしはそれでも好きだ
だけど、みんながみんなそうじゃない
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わかってるけど、このままじゃ遥ちゃんが壊れてしまう
みのり
みのり
大好きで大好きでたまらない遥ちゃんのために
『推し』のために
『推し』…
ほんとうに?
みのり
この気持ちは本当に
『推し』としての好きだろうか
みのり
みのり
愛莉
みのり
雫
みのり
みのり
みのり
愛莉
みのり
愛莉
愛莉ちゃんは、わたしを優しく抱き寄せてくれた
背中をさすって、落ち着かせてくれている
愛莉
雫
みのり
愛莉
愛莉
雫
雫
みのり
みのり
みのり
愛莉
雫
少し悲しげな笑顔を浮かべた2人を置いて、私は部屋を後にした
みのりの家
みのり
たった3日
たった3日の、短い逃走劇だった
遥ちゃんの笑顔、仕草、なにもかも、わたしが知ってる遥ちゃんじゃなくなってた
きっと『素』の遥ちゃんなんだ
わたしはそんな遥ちゃんに惹かれた
『推し』としてではなく、『恋愛対象』として
みのり
みのり
みのり
涙が溢れた
この気持ちが『恋』だと自覚した、それだけだった
わたしは、遥ちゃんに何もできなかった
遥
遥
遥ちゃんが人を殺して、私が通報する可能性だってあった
それでも、遥ちゃんはわたしを頼ってくれた
凄く、嬉しかったんだ
わたし、遥ちゃんがわたしを人質にしたの、嬉しくなかったよ
だってあれじゃ、遥ちゃんが捕まっちゃうもん
それを直接、遥ちゃんに言うために
みのり
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