𝓢𝓪𝓴𝓲
6章の始まりなのぜ。
𝓢𝓪𝓴𝓲
・キャラ崩壊
・推しが死ぬかも
・推しが死ぬかも
𝓢𝓪𝓴𝓲
念の為もう一度言いますが・・・
一歌
こんにちは
𝓢𝓪𝓴𝓲
これがダンロン1×プロセカの一歌ちゃんです。
𝓢𝓪𝓴𝓲
1のやつは1周年目バーズデーカードです。
一歌
こんにちは
𝓢𝓪𝓴𝓲
これが今作スーダン2×プロセカの一歌ちゃんです。
𝓢𝓪𝓴𝓲
2のは2周年目バーズデーカードです。
𝓢𝓪𝓴𝓲
同じ人が同時に出てきてカオスになるかもしれませんご了承ください。
𝓢𝓪𝓴𝓲
ではいってらっしゃーい
???
ゆらゆらと言うよりは・・・
???
ぐらぐら揺れてた。
???
僕の居る部屋自体が揺れてる。
???
その揺れは非常に不規則で、小さな揺れが連続していたかと思えば
???
突然大きく揺れたりもする。
???
その度に足を踏ん張らないといけないから、僕は眠れない。
???
でも、僕にはそれが心地よい。
???
予想が付かない事・・・それはこんなにも楽しいものなんだ。
???
でも、どうせすぐに飽きるだろうね。
???
僕はそう予想してる。
???
きっと僕なら・・・才能に溢れてる僕なら・・・
???
この程度の不規則の中に規則性を見出すのはそんなに難しい事じゃないだろうね。
???
あー、ツマラナイなー。
類
船・・・好きなのかい?
???
((薄暗い室内の対角線上からそんな声が聞こえてきました。
???
((明らかに・・・話し掛けられたものだった。
類
おや?楽しそうな顔をしていたから・・・そうだと思ってたんだけど・・・
類
船好きなのかい?
???
船?
???
あ、うん、そうだね。これは船だね。
類
ふふっ、今更何を言ってるのかな?
???
笑うほど・・・おかしいの?
類
・・・・・・・・・・・・
類
良かったら話さないかい?少し・・・沈黙に飽きてきたところなのさ。
???
((僕は一瞬で人の本性を見抜く・・・
???
((馴れ馴れしい態度と人当たりの良さそうな笑顔・・・
???
((でも、その奥には何か闇というか・・・そんなものが見えた。
???
((もちろん、感覚的な意味で。
類
初めまして、僕は神代類って言うのさ。
類
にしても、久しぶりに話し相手が出来て嬉しいよ。
類
僕はね超高校級の発明家なんだ。よろしくね。
???
へー、それが君の才能・・・
???
ツマラナイ才能だね。
類
ツマラナイって・・・まさか初対面で言われるとは・・・
類
そういえば・・・君は希望ヶ峰学園にいた人なのかな?僕達の仲間と言う事かな?
類
おかしいな・・・僕は君の事を見るのは初めてだよ・・・
???
・・・・・・・・・・・・
類
君は・・・何者なんだい?
類
どういう経緯でここに居るのかい?
???
・・・・・・・・・・・・・・・
???
あーあ、ツマラナイよ。
類
えっと・・・説明が下手だったかな・・・
???
そうじゃなくて・・・
???
この世界の事だよ。
類
ん・・・?
???
ツマラナイ人達ばかりだよ。
???
才能が無い人が徒党を組んで、才能のある人を追い詰めていく・・・
???
自分が取るに足りない存在だって自覚してるのに自分より上の人間の存在を認めようとしない・・・
???
それで、自分より上の人間を引きずり下ろす事に夢中になって・・・
???
そんな出来損ない人達のせいで、この世界は行き詰まってるんだよ。
???
世界は自らの進化を許さなくなってるんだよ。
???
あーあ、ツマラナイよ。
類
基本的に世界は多数決だしね・・・才能のない人の方が多いんだからそっち中心に世界が回るのは仕方ないよ。
類
実際、そのせいで僕達はここに居るんだからさ。
類
君も・・・それと関係してるのかい?
???
・・・・・・・・・・・・・・・
???
ツマラナイ人達では世界に何も残せない。塵一つ残せない。
???
だからある程度の淘汰は行われるべきだって先生達に教えて貰ったよ。
類
大分・・・期待されていたんだね。
類
でも、これからはどうするのかい?こうなった以上、もう手の打ちようがないよ。
???
あのね、人を使うのも才能の1つなんだよ。
???
かつて、僕を利用したあいつを今度は僕が利用する。
類
あいつ・・・?
類
まさか・・・超高校級の絶望の事かい?
類
でも・・・あの人はもう・・・
???
僕は持ってる。
???
あいつが遺した物を・・・この懐の中にね。
類
も、持ってる・・・?何の事かよく分からないんだけど・・・
類
でもツイてるね・・・こんな凄い人と話せるとは・・・
類
じゃあ・・・僕はまた会えるのかな?
類
超高校級の絶望に会えるのかな?
類
それで、今度こそ、僕は自分自身であの人を殺せるのかな?
???
・・・・・・・・・・・・・・・
???
じゃあ、その手は何?
類
あ、これかい?
???
その包帯の先って・・・
???
女性の手・・・だよね?
類
あはっ。
類
あはははははは・・・
類
凄くないかい?
類
もちろん動きはしないけど・・・僕の手じゃないしね。
類
だけど・・・未だに腐らないんだよね。
類
凄くないかい?僕は最大の敵である超高校級の絶望を取り込む事に成功したのさ!
???
えー、超高校級の絶望の手を自分の手に付けたの?ツマラナイ事するね。
類
勘違いしないで欲しいな・・・
類
僕はあの人の事は敵として見ているから・・・
類
最大の敵だからこそ・・・大嫌いだからこそ、力を取り込むのさ。
類
僕はその為に・・・
類
ん?おや?
類
大嫌い・・・なのかな?おかしいな・・・
類
あれ?
???
・・・・・・・・・・・・
類
あ、窓の外を見てみてよ。着いたみたいだよ。
類
あれが・・・ジャバウォック島だよ。
類
これから・・・何が起こるのかな?ドキドキするね・・・
???
何が起きるかって?
???
まあ、予想は付くけどね。
類
え?
???
才能に愛されてる僕はそれくらい分かるの。
???
でも、まあ僕には関係ないよ。
???
僕はこの後のイベントには参加出来ないと思うしね。
類
そうなのかい?
類
よく分からないけれど・・・
類
じゃあ・・・しばらくお別れなのかな?残念だね・・・せっかく仲良くなれたのにね。
類
また会えるかな?
???
会う必要無いよ。
???
だって、君は・・・ツマラナイから。
???
あなたの才能もその思考も僕にとってはツマラナイ。
類
・・・・・・・・・・・・・・・
類
・・・つれないね。
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
あ、あれ・・・?
瑞希
何・・・これ?
瑞希
扉・・・?
瑞希
え?なんで扉が・・・?
瑞希
ここは・・・どこ?
瑞希
どこから入ったの?
瑞希
どこに行くの・・・?
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
あれ?
瑞希
こ、ここは・・・
瑞希
教室?
瑞希
にしては奇妙だけど・・・
瑞希
って、ボクはなんでここに?
瑞希
分からない・・・
瑞希
ここは・・・ジャバウォック島のどこだろう・・・
キーンコーンカーンコーン
モノクマ
あー、あー・・・!マイクテスッ、マイクテスッ!校内放送、校内放送・・・!
モノクマ
大丈夫?聞こえてるよね?えーっ、ではでは・・・
モノクマ
オマエラ、希望ヶ峰学園にようこそ!これから卒業試験についての説明をしますので・・・
モノクマ
至急、体育館までお集まりくださーい。
瑞希
え?
瑞希
希望ヶ峰学園?
瑞希
ここが希望ヶ峰学園なの・・・?
瑞希
卒業試験って・・・何?
瑞希
うわ、廊下の色もピンク。
瑞希
ここは何なの・・・?
瑞希
やっぱり嘘だよ・・・ここが希望ヶ峰学園な訳無いし・・・
瑞希
こんな不気味な場所が希望ヶ峰学園?
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
きっとドッキリハウスみたいにモノクマが作った建物だね。
瑞希
そうだよ、そうに決まってる。
瑞希
ええと・・・体育館に行くんだったかな?
瑞希
体育館は・・・普通みたい。
冬弥
暁山・・・
愛莉
瑞希もアナウンスを聞いて来たの?
瑞希
みんなも・・・そうなんだよね?
遥
みんなは・・・どう思う?
遥
ここが希望ヶ峰学園って本当なのかな?
咲希
そ、そんな訳ないじゃん!
冬弥
だな・・・そんな訳・・・有り得ないしな。
モノクマ
やっほー、懐かしの希望ヶ峰学園に戻ってきた気分はどう?
みのり
で、出たね!
絵名
ここはどこなのよ!今度はどこに閉じ込めたのよ!
モノクマ
しょ、衝撃だぜ・・・希望ヶ峰学園って言ったばっかりなのに・・・
志歩
そんな訳無いでしょ。
モノクマ
いやいや、ここは間違いなく希望ヶ峰学園だよ。
モノクマ
ここは希望ヶ峰学園の成れの果てだよ。
瑞希
成れの果て・・・?
モノクマ
え?前に言わなかった?希望ヶ峰学園は滅んでしまいましたとさ。
奏
それ・・・本当なの?
モノクマ
でも滅んで当然だよな、だってそれだけの事をしてたんだもんな。
瑞希
ど、どういう事?
モノクマ
うーん、それにしても期待外れだな。
モノクマ
せっかく希望ヶ峰学園に連れて来てあげたのに驚きも懐かしんでもくれないなんて・・・
モノクマ
ま、いっか。別にオマエラの為じゃないしね。
モノクマ
オマエラが懐かしく思わなくても別の誰かは懐かしんでくれるはずだからね。
瑞希
別の誰か?
みのり
ええと・・・わたし達遺跡に入って・・・
モノクマ
要はね、その遺跡の扉と中の間に希望ヶ峰学園を作ったんだよ。
絵名
間って何よ!
愛莉
作ったって何よ!
モノクマ
まあまあ、そんな事より卒業試験の説明ね。
モノクマ
その卒業試験の前に余興をして貰おうかなって思ってね。
咲希
余興って・・・まだアタシ達に何かするの?
モノクマ
大丈夫だよ、命に関わるとかそういうのじゃないから・・・
モノクマ
ただ、心配なんだよね。卒業するのは嬉しいんだけど・・・
モノクマ
外に出た後、オマエラはちゃんとやっていけるのかな?
モノクマ
だから、オマエラには外の世界を知った上で自分達の進路を決めて貰おうと思うんだ。
モノクマ
ジャバウォック島を出るのか残るのかをね。
瑞希
え?
志歩
そんなの・・・出て行くに決まってるでしょ。
奏
もうこの場で選ばせてくれない?
モノクマ
それはダメだよ。だってメインキャストが揃ってないもん。
遥
メインキャスト?
モノクマ
要は・・・オマエラってのはあいつが到着するまでのついでなんだよ。
モノクマ
だから四の五の言わずにさっさと外の社会の勉強を始めなさーい!!
瑞希
な、なにそれ・・・
モノクマ
勉強に必要な具材は希望ヶ峰学園の中にばらまいておきました。
モノクマ
ま、言うまでもないけど、嘘のない現実のものしか載ってません。
モノクマ
という訳で頑張って勉強してねー!
冬弥
な、何なんだ・・・?メインキャストやら外の社会やら・・・
冬弥
何か・・・嫌な予感がするな・・・
みのり
ねぇ・・・ここが希望ヶ峰学園って・・・嘘だよね?
瑞希
・・・・・・・・・・・・
瑞希
((なんでこんな事になったんだろう・・・
愛莉
にしても・・・モノクマってなんなのかしらね?
遥
モノミも草薙さんも居なくなっても状況が変わらない・・・
遥
つまり、未来機関は敵なんかじゃなかったんだよ。
志歩
やっぱり・・・モノクマに騙されてたんだ・・・
咲希
で、でも・・・アタシ達をこの島に閉じ込めたのは未来機関なんだよね?
咲希
その事はモノミちゃんも否定してなかったよ?
冬弥
味方と言ってもただの味方という訳では無いのか・・・?
瑞希
それも含めて自分達で調べてみろって事じゃない?
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
奏
それで、どうするの?
絵名
どうするも何も・・・卒業試験をやるしかないわよ。
瑞希
そうだね・・・
みのり
じゃあ・・・コロシアイも無いみたいだし手分けして探そうよ!
愛莉
裏切られる心配も無いものね・・・
遥
だね、じゃあ私達は先に行ってるよ。
咲希
じゃあ・・・アタシ達も行こうか、しほちゃん!
志歩
うん、また後でね。
冬弥
なら・・・俺も行くか・・・また後でな。
絵名
じゃあ・・・私は先に行ってるよ。
奏
またね、瑞希・・・
瑞希
うん・・・
瑞希
よし、ボクも始めるよ・・・
次回捜査パートなのだ







