昇
テラーで公式になれますように
仁
何それ
昇
小説アプリ
昇
俺、こう見えて小説読むのと小説を書くのが大好きなんだよ
仁
へぇ〰以外だな
仁
そんな趣味があったんだな
昇
家にいても、外にいても
昇
スマホさえあれば
昇
いつでも楽しめるからさ
仁
俺も、やってみようかな?
昇
!
昇
いいと思う!
仁
投稿するのって、難しくないか?
昇
簡単だよ!
仁
ちょっと話を考えてみる
昇
出来たら、見せてくれよな
仁
ああ
数日後
仁
昇、俺もテラーに作品投稿したんだけど
昇
うん
仁
投稿した作品全て金メダル?取れたよ
昇
は?!
仁
簡単だな〰小説書くのって
昇
そんなわけないだろ!
昇
そんな簡単に金メダルなんて
昇
取れないんだよ!
仁
何ムキになってるんだよ
昇
なってないよ
仁
なってるじゃん
昇
・・・・・・
昇
アカウント教えて
仁
ああ 読みたいのねw
仁
ほらURL
昇
(本当に金メダルばっかりだ!)
昇
内容も、面白いと思う
仁
おーやったぜ
昇
(悔しい)
テラー公式
仁さん初めまして!
テラー公式
テラー公式です!
仁
えっ
テラー公式
あなたの作品が好きです
仁
あ、ありがとうございます
テラー公式
もし仁さんが宜しければ
テラー公式
公式作家になりませんか?
仁
えっ?!
仁
昇、久しぶり
昇
ああ、最近全然返信無かったじゃん
昇
どうした?
仁
それが、
仁
俺
仁
テラー公式作家になったんだ
昇
は?!
仁
公式から、オファーが来てさ、
仁
丁度、今契約していた仕事も満期だったし
仁
いい経験になりそうだったから
仁
話、受けたんだよな
昇
・・・・・
昇
そうだったのか
仁
それで、バタバタしてたんだ。
仁
テラーを紹介してくれた昇には、真っ先に話をしておこうと思ってたんだ
仁
連絡するの遅くなって、悪かった・・・。
昇
良かったな!
昇
これから、仁の転職祝いに
昇
飲みに行かないか?
仁
いいのか?
昇
ああ、奢らせてくれよ
仁
悪いな、なんだか
昇
今日は遠慮するなよ
仁
悪いな
昇
良いんだよ
昇
乾杯しよう
仁
乾杯!
昇
あ〰
昇
ビールうまいな
仁
昼から飲むビール・・・
仁
最高だ
昇
このお通しも、ウマいぞ
仁
お!本当だ
バタン!
昇
・・・・・・
昇
思ったより早くクスリが効いたな。
昇
お前にだけは、
昇
譲れないよ。
昇
悪いけど・・・
テラー公式
仁さん
テラー公式
最近作風、変わりましたよね?
昇
そうですか?
テラー公式
公式作家になる前のほうが
テラー公式
輝いていましたよ?
昇
・・・そうですか?
昇
最近スランプなのかな
テラー公式
あの、仁さん
テラー公式
もう一回私と会っていただけませんか?
テラー公式
作家さんと直接会えば、
テラー公式
きっとそのスランプを解決できると思うんです
昇
(会ってたまるか)
昇
(会ったら、俺が仁じゃないってバレてしまうだろう)
昇
すいません、ちょっとまだ体調が優れなくて・・・
テラー公式
そうでしたか!
テラー公式
それなら、体調が治るまでは
テラー公式
面談は無しにしましょう
昇
すみません・・・
テラー公式
体調が快復したら、教えて下さいね
昇
ありがとうございます
昇
(さあ、これからどうする?)
テラー公式
それから、
テラー公式
もし悩みがあるのなら
テラー公式
相談してくださいね
昇
はい
昇
くそ、アイツと俺
昇
何が違うんだ?!
昇
何で、あいつは評価されるのに
昇
俺は評価されないんだ!!
昇
・・・悔しいけど、公式に相談するか
昇はテラー公式にメールで相談をした
テラー公式
それはですね
テラー公式
誤字脱字がないことと、
テラー公式
ずばり、文章のセンスですね!
テラー公式
仁さんは、読みやすく分かりやすい!
テラー公式
チャット小説形式では、一番大事なことです
昇
そんなの分かる訳ない!
テラー公式
そうですか
テラー公式
・・・そろそろ、仁さんを返してもらえませんか?
昇
・・・え?
テラー公式
あなたの悪事は
テラー公式
我々がすでに見抜いています
テラー公式
仁さんを、返して下さい
昇
い、いやだ
テラー公式
なぜ?!
テラー公式
あなたには実力がない
昇
そうかもしれない
昇
・・・でも、戻れないんだよ!
昇
だって俺、あいつを
昇
殺しちゃったから
昇
後戻りなんか、できないんだよ!!
昇
あ、あれ?
昇
夢・・・?!
昇は仁に連絡を取った
仁
おー、昇久しぶり
仁
元気か?
昇
よ、良かった・・・!
仁
何だ?
仁
どうしたんだよ
昇
い、いや
昇
おかしな夢を見ちゃってさ
仁
?
昇
とにかく、
昇
お前が無事で良かった・・・
仁
よく分からないけど
仁
俺は無事だよ?
仁
ああそうだ、丁度伝えたいことがあったんだけど
昇
何だ?
仁
俺、明日川賞取ったよ
昇
は??!
仁
俺もびっくりなんだけどさ、
仁
昇は、本読まなかったから知らなかっただろう?
仁
俺、実はひそかに出版社へ自作小説を毎回投稿してたんだよね
昇
そうだったのか?!
昇
おめでとう
仁
担当も喜んでくれてさ、
仁
今の仕事、そろそろ契約満了だから
仁
これを機に小説家になろうかな〰って考えてるんだよな
昇
(こっちが夢、だよな)
昇
(仁が小説で賞を取るなんて)
昇
(ありえないし・・・。)
昇
そうか!めでたいな
昇
飲みに行こうぜ
仁
いいのか?
昇
お祝いしようぜ
昇
奢るからさ
仁
なんか悪いな
昇
夕方、いつもの店に来てくれ!
仁
分かった
昇
どうせこれも夢だろうから
昇
すぐに目覚めるさ
仁
昇!久しぶりだな
仁
お前に、最初に報告できて嬉しいよ
昇
そうか
昇
まあ、座れよ
昇
ビールでも飲もうぜ
仁
ああ
何で こんなヤツが?
・・・何度考えても、分からない。
昇
まぁ、どうせこれも夢だからな
仁
何か言ったか?
昇
いや
昇
とにかく、乾杯しようぜ
仁
乾杯
昇
ああ~うまいな
仁
昼から飲むビールは格別だなぁ
昇
なぁ、仁
昇
このお通しもウマいぞ
仁
おう、食べてみよう
ガシャーン!
昇
はっはっは
昇
今回は致死量の毒を混ぜたぞ・・・
昇
どうせ夢だから何しても良いよな!
昇
あっはっはっは
テラー公式
次の「今週のお題」
テラー公式
何にしようかな~
テラー公式
え、物騒なニュースだな・・・
テラー公式
何があったんだ・・・?
テラー公式
嫌な世の中だ
テラー公式
・・・色んな怖い話やミステリーを読んできたけど、
テラー公式
一番怖いのは
テラー公式
どう考えても
テラー公式
生きている人間なんだよな