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寧々

はぁ…

寧々

(さっきは恥ずかしかった…)

思い返すだけでため息が続く。

寧々

(でもやっぱり…花子くん、ちゃんと男の子だったなぁ…)

混浴風呂の際の彼の姿を思い浮かべる。

寧々

(って、私何考えて…!?)

そう自分に言い聞かせながら、私はブンブンと首を横に振った。

鏡花

どうかした?

寧々

えっ!あ、別になんでもないよ?

鏡花

そう?

鏡花ちゃんは疑うような目で私を見る。

ゴクリと唾を飲んだ。

女将

ここが女湯です

女将

少々狭いですか、ゆっくりと温まってくださいませ

ナオミ

ありがとうございますわ!

寧々

あ、ありがとうございます

与謝野

助かったよ、ありがとね

鏡花

(((ペコッ

女将

では、失礼いたします

そう言って女将さんは、扉を閉めた。

ナオミ

女湯は狭いと言っていましたけど、結構広いですわね!

鏡花

うん

寧々

………

寧々

(ほんとに魚にならないのかな…?)

花子くんが言った事を私は疑ってしまう。

寧々

……(゚A゚;)ゴクリ

ちょんっとお湯に手を浸ける。

寧々

………(((ドキドキ

寧々

……あれ?

魚になることを確かめるどころか、鱗すら出ていなかった。

寧々

(鱗が出ないってことは……)

ジャブジャブと、お湯の中に入っていく。

寧々

っ!

寧々

(魚にならない…!)

寧々

(どうして…?もしかして、別世界に居ることと関係あるの?)

寧々

(わかんないけど…とりあえず……)

グッと手を握りガッツポーズをとる。

寧々

(やったあああぁぁぁっ…!!)

寧々

(地味に面倒だったのよね…!)

寧々

(これで魚にならないでお風呂に好きに入れる!!)

与謝野

……寧々?

寧々

あっごめんなさい、お風呂に入れるっていう事に感動して…

嬉し涙を拭う。

与謝野

……?

温まり中……

ナオミ

温かいですわね

鏡花

うん

与謝野

こんなにいい風呂は久しぶりだなぁ

温泉を堪能していく。

ナオミ

そういえば、寧々は依頼人でしたよね?なんの依頼なんですか…?

寧々

えっと…話すと長くなるんだけどー

異世界ッ!??

湯気が充満した室内に、敦サンの声が響く。

潤一郎

敦くんシーッ!

あっ!すみません…!

そう言いながら、彼は口元を手で塞いだ。

それで、君たちは本当に別の世界から来たの?

さっきの大声とは違い、今度は小さめに話しかけてきた。

花子

うん

俺は彼らに事情を説明した。

潤一郎

それで元の世界に戻る方法を、ボク達が手伝う事が、依頼?

花子

…あーいや、方法は俺だけで探すからダイジョーブ

えっ!?でもそれじゃあ結構時間がかかるんじゃ…

花子

別にヘーキだって

花子

言った通り、俺達は半分迷い込んだみたいなものだし、何も持っきてないから、泊まる場所とかないんだよね

花子

だからいい感じの所を探しほsー

太宰

本当にそれが依頼かい?

花子

(((ピクッ

花子

どういうコト?

太宰

………

彼は少し黙り込むと、ニコッと笑顔を作った。

太宰

さぁ?どういう事だろうね?

花子

………

国木田

一旦、探偵社に戻ってから依頼の内容を再確認するが、それでもいいか?

花子

うん、いいyー

乱歩

あははーっ!!

目の前を浮き輪をつけた男の人が通ったと思ったら、バシャッとお湯がかかってきた。

花子

……

ポタッと、濡れた頭から水が垂れる。

じーっと、みんなで男の人を見た。

乱歩

あれ、かかっちゃった?ゴメン

花子

……

花子

(なんか…こういう大浴場に来た時のつかさみたいだな……)

殺めてしまった弟を思い出した。

ナオミ

異世界?

寧々

うん、信じてもらえないかもしれないけど…

与謝野

いや?信じるよ

寧々

えっ

ナオミ

はい!

鏡花

うん

ナオミ

寧々達は元の世界に戻る方法を手伝ってほしい…

ナオミ

それが依頼内容ですわよね?

寧々

うん!

鏡花

異世界や異空間に干渉する事が出来る異能力者がいるかも…

与謝野

聞いたことはないけど、探してみる価値はあるねェ

寧々

っ!ありがとうございます!

この日、二人はそれぞれの依頼を頼んだ。

なんか変なきり方しちゃった…

あと、口調迷子だわごめん!

何故それぞれ依頼内容が違うのか考えてみてね!

♥と💬よろしくね!!

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