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宮治side
里帆ちゃんがずぶ濡れになって 店にやって来たのは
30分ほど前のこと。
店のことは 一旦バイトくんに任せて、
すぐに2階の部屋に入れて 風呂に突っ込んだ。
…はっきり言って 自分ん家の風呂に
好きな子が入ってるとか 普通にヤバい。
広瀬里帆
広瀬里帆
後ろから声がして ドキンと心臓が跳ねる。
振り返ると 俺のロンTと半ズボンを履いた
里帆ちゃんがいた。
ゴクリと唾を飲み込む。
宮治
宮治
慌てて話しを逸らすが、
それが自分の首を 絞めてしまった。
俺の服を着て俺と同じ シャンプーの匂いさせて、
茹だったみたいに 顔を赤くしてる。
なんやそれ、俺試されてる? なんのご褒美やねん。
宮治
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
宮治
宮治
広瀬里帆
コンセントを挿した ドライヤーを渡す。
すぐ近くには濡れた髪に しっとりとした白い素肌。
あかん、我慢や、 我慢…我慢…。
宮治
広瀬里帆
声をかけられてハッとする。
無意識に目を見つめていた。
困ったような、照れくさそうな顔で 見つめ返してくる。
宮治
広瀬里帆
広瀬里帆
彼女の耳の裏に 中指を引っ掛け、
人差し指と親指で頬を撫でる。
引いてきていた赤みが ぶわっと戻ってくる。
宮治
宮治
衝動のまま顔を近づけると、
里帆ちゃんの柔らかい手が 俺の口元を包んだ。
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
優しくその手を外して 指先にキスを落とす。
恥ずかしそうに 顔をゆがめる里帆ちゃんは
酷く愛らしかった。
コメント
17件
初コメ失礼します🙇♀️ 毎回作品にきゅんきゅんさせてもらってます! 次も楽しみです🎶
ねえほんとに毎回神作という名の爆弾仕込んでますよね???!!!(毎回最高の作品をありがとうございます) 表現の仕方とかホントの好きです!!!!!!!! 続きを楽しみに学校頑張ります!!
やばい、尊い❤死にそうになります…もうてまりさんの小説で何回も命の危機を感じています笑改めてこんな素敵な小説がかけるの凄すぎます😳続き楽しみにしてます!!