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音も
匂いも
輝き、光も
味覚も
感覚も
感じる。
零
声が出る。
私、ちょー高いビルから落ちたんだよ？
なんで生きてんの？
なんで痛みを伴ってないの？
どうしてなの
私は…
ていうか、ここどこ？
目が滅茶苦茶ある…
…ぁれ、でも…これ、何処かで見たことがあるような…
？？
零
声のした方へと視線を向けると
そこには既視感。
八雲 紫
零
八雲 紫
そりゃあ覚えている
印象的だから
私が幼いときに会ってる
会いに来た人
不思議な人
八雲 紫
零
私はギャルなのに敬語を使ってしまった
ギャルはあんまし敬語使わないのに…
最悪
キャラ崩壊
私ギャルなのに
八雲 紫
零
昔は大人しめの餓鬼だったからな
今は派手派手しさヤバめっしょ
きゃわたんでけっこ～男子人気高いのに
零
八雲 紫
八雲 紫
八雲 紫
零
幼いときにあったことは覚えてるけど約束なんてしたっけ？
うーん、と悩んでいると
八雲 紫
零
八雲さんの言葉で分かった
理想郷に連れて行ってくれるだとか言われたわ…
鬼ヤバ、記憶喪失過ぎワロタ
八雲 紫
零
八雲 紫
八雲 紫
幸せ
幸せ、ねぇ…
零
零
零
零
八雲 紫
零
分からないものは何度何回何百、何千回と考えたって分からない
だったら見つけるしかない
考えて分からないなら実行に移す
それこそがギャルっしょ
八雲 紫
八雲 紫
零
またもやこの人は分からないことを言う
幻想郷
理想郷となにが違うのか
八雲 紫
愉快に笑うと
足元に穴が開いた。
零
風がふぶく
空だ。
零
これはダレがなんだろうがキレる
どうするどうするどうするどうする
流石に此処から落ちたら死ぬ
マジでどうすれば助かる
一度は死にかけたけどちゃんと決心付いてないのに死にかけるのは無理だっつーのッ！！
零
発動。
零
下から風が吹き万が一を免れた。
一歩間違えたら死体だよ。
でも、なんでこの言葉が出てきたのか
私には分からない
それによく分からない単語を並べ
無符「無風荒刺」（むふうあらし）
だっけな…
零
私の足の近くにパツキンが寝てる
…野宿系男子すか？
つーか、けっこ～美形。
女装とかして原宿とか渋谷歩いてくれないかな
絶体モテるよ？？
だってああいうヤツらってあっち系の能しか無いから
つまり、能無し♡
零
零
一応生存確認
つーか、此処すげぇ森林。
そしてパツキン起きない。
キラ
零
キラ
あれあれ、無視かな。
キラ
零
無視されたのでちょっと強めの口調で対抗
キラ
うわっとひどない？？
一人称どうしよう。
ギャルならどうするか
「あたし」「私」「うち」
「あたし」にしよ
可愛いし
零
零
零
キラ
喋り方的に陰キャっぽ～
かわい～
初心初心ちゃん。
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