僕のことも見て

何でも大丈夫な方のみ

ｼｰﾝ

まぁそりゃそうだよね…

声がする方を見ると

二人でゲームしていた

紫にぃと橙にぃは買い物で

青にぃは勉強かな、？

まぁいいやどうせ関係ないし

早く自分の部屋に行こ

ﾄﾄﾄｯ

朝から体調良くないなかったけど

薬を飲んだおかげか

学校では大丈夫だった

そんなこと言いながら

かばんの整理していると

今日返されたテストが出てきた

でも僕は褒めてくれると期待してしまう

ｸﾞｼｬｸﾞｼｬ ﾎﾟｲｯ

僕はテスト用紙をぐしゃぐしゃにして

ゴミ箱に捨てた

そして僕は外に出た

そのことを誰にも言わずに

ｶﾞﾁｬｯ

黄がどこかに行った

隣では

ゲームして疲れて寝てる赤がいる

俺は最近気になってることがある

それは俺の弟である

俺達は昔から赤ばっかりで

黄のことを全然見れてない

それどころか黄に当たってしまっている

小さい頃から我慢させすぎていると

最近よく思う

気づいたら家事も任せっきりだし

そして何よりも気になるのは

昨日のことだ

普通わざと倒れるか…？

あの時ほんとに体調が悪かったとすると…

そう考えた時

申し訳ない気持ちでいっぱいになった

そう思った俺は

黄の部屋に行ってみた

ｶﾞﾁｬｯ

そんな感じで部屋を見ていると

ふとゴミ箱の近くに置いてある

ぐしゃぐしゃになった紙に目がいった

その紙を開いてみると…

100点と書かれたテスト用紙が出てきた

見せられなかったのか…？

俺は涙が止まらなかった

早く帰ってきて

もう君を

悲しませないから

♡150(一応)