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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

トムは

ガスの煙が充満する

ある屋敷でガスマスクをつけて

爆弾処理をしていた

トム

クッソ…

トムはなかなかのベテランではあったが

今回の作業はとても難しいものだった

しかもひとりでしていたので尚更困難なことだった

トム

やっとだぞ…

爆弾がある場所にようやくたどり着いたトム

上司から最大のヒントをもらった

上司

トム、青だ!

上司

青のコードを切るんだ!

トム

分かりました!

トムはこの時

ガスマスクのガラスの色を

他の人と同じにしていなかったことを悔やんだ

トムが目にしているものは濃さの違うふたつの青いコードだった

トムはラッキーカラーの

青をガラスの色に使っていた

他の人は透明のガラスなのに

トムは

どちらが青のコードか分からなくなってしまった

マスクを取って確かめれば

ガスにより死んでしまう

だが人々のために

爆弾を処理しなくてはならないのだ

トムはとてつもない試練に襲われているのだ

トム

どうすれば…

トムからの連絡を受け

無線に向かい大きな声で叫ぶ

上司

青だ!青いコードを切るんだ!

あとはトムにかけるしかない

爆破予告の時間が過ぎた

上司はガスが残っているであろう室内に入っていく

青いコードは切断されていたが

トムは血の海の中に倒れていた

上司は思い出した

トムのマスクが青かったことを

トムはコードの色を確認するため

マスクをはずしガスを吸ってしまったのか

その時

無線が

トム

早く助けてくださいよ

トム

防護手袋を脱いだから手がおかしくなりました

というかすかな声を拾った

そして続けて

トム

どっちが青じゃないのかわかるように

トム

手袋をはずしてナイフで手を切って

トム

血の色と比べたんです

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