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コメント
2件
すっと、山でぃーがスイカがドリブルし始めたッ!とかいってるのがめちゃツボでしたwww本当に、物語作るの上手いですね!💞🫶続きも楽しみにしています!
ym視点
今日はこむぎが山田んちに泊まりに来る日。 土曜日で時間があるから、 とりあえず1時からこむぎと 夕飯の買い出し。
ホントは楽しみすぎて 早く出ただけなんだけど。
買い出し中…
家に帰って、ゲームをして、 夕食を2人で食べる。
波長が合うとはこのことを言うのか。 こむぎと話しているといつも 空気がピタッとはまって、 なんか落ち着いた。
別に特別なことを言われたわけでは ないのに、こむぎが褒めてくれたことが なぜかすごく嬉しくて、 寝る直前までその言葉を反芻していた。
しまった、電気を消して暗いからと 気が緩んでいた。(?)
誤魔化さなければ、と思ったが 何も思いつかず、勢いに任せて 素直に言ってしまった。
少し眠いのか、ふわふわとした言い方で 笑いながらこむぎは俺の頭を撫でた。
明らかに馬鹿にされてんのに こんなに嬉しい。
嗚呼、山田、こいつのことが めっちゃ好きだ。
yu視点
今日は僕の家に彼が来る日。 こむさんは僕の家を知らないので、 初めて会ったあの公園で待ち合わせしたが、 僕は少し遅刻してしまった。
多分もう待っているはずなので、 急いで公園へ向かう。
僕が公園に着くと、 こむさんはベンチのそばの 草むらを覗き込んでいた。
猫
また猫に向かって語りかけてる。 本人は真剣な様子でそれをやってるから 面白くて笑ってしまった。
家に着き、スマホを出そうと鞄を漁る。
こむさんにリモコンを渡して、 公園まで取りに行った。
出だしはちょっと悪いけどまぁいい。 今日のお泊り会で僕は 良い彼氏ムーブを沢山して ちょっとでもこむさんに意識させるんだ。
家へ戻り、リビングへ行くとこむさんが テレビをじっと見ていた。
なんか思ってたのと違う。 いや、元気そうでいいんだけど。
深刻そうに語るこむさん。
そう言い色んな道具を持ってくるこむさん。 僕の予定ではもっとまったりして さり気なく気遣いを効かせて…って 感じだったんだけど。
目、めっちゃキラキラしてて超可愛いし 嬉しそうだからまぁいっか。
1時間後…
ということで、銭湯に来ました。
家のお風呂だったらこむさんと 一緒に入るだなんてできなかった だろうから、それは嬉しいけど…
うまくやりたいって思うときほど、 失敗したくないって時ほど、 ここが肝心だって時ほど。
うまくいかなかったり、 失敗したりしてしまうのはなんでなんだろう。
こうやらかしてばかりだと、 こむさんは今日のお泊り、どう思ってるのか とか、違うこともどんどん心配に なってきてしまう。
湯船に浸かりながら、 僕はこむさんの方を伺うように見た
いつも何考えてるのかあんま分かんないけど、 僕が失敗したらいつも笑うだけ笑って 全然気にしない。
そうだよな、とにかく今はこの状況を 楽しまなきゃ。