日野あかり
……ぁ……
遥との出会いはあまりにもひょんな事だった
両親に頼まれて買い出しに行っていた途中、つまづいて袋の中に入っていたものが散乱してしまった
日野あかり
最悪……
あまり目立ちたくないタイプということもあり恥ずかしながら、落ちたものを拾う
桜遥
…大丈夫かよ
上からかけられた言葉は少し軽蔑しているかのように聞こえたから私はそれを無視した
桜遥
…
その人は拾うのを手伝ってくれた
桜遥
…ほらよ
日野あかり
あ、ありがとうございます…
私はその人の着ている服に目がいった
日野あかり
まさか風鈴高校の…?
ここらへんでは偏差値最底辺なところで有名だ
桜遥
ああ…まあな
桜遥
まだ入学してねえけど
日野あかり
私日野あかり…!名前は?
桜遥
急だなっ…!!///
桜遥
…桜遥……。///
日野あかり
遥くんかぁ…拾ってくれて本当にありがとう
日野あかり
まだ入学してないってことは私と同い年ってことだね!
日野あかり
変な人かと思ったけど急に親近感湧いたな〜笑
桜遥
そ、そうかよ……//
桜遥
つーか1人でそんな大荷物抱えてんじゃねーよ
日野あかり
おつかい頼まれちゃってて
桜遥
家どこだ
日野あかり
え?
桜遥
一緒に持ってく
日野あかり
……!!
たったそれだけのこと
なのに私は彼に惹かれていった
その日に知れたのは遥は町の外から来た人だということ
私は遥と風鈴高校へ行こうと思った
そして告白されたのは入学の前日
桜遥
俺は……あかりが好きだ///
日野あかり
……!/
桜遥
嫌じゃなければ付き合ってほしいっつーか…///
日野あかり
顔真っ赤〜!
桜遥
きっ、緊張すんだよ!!///
遥はきちんと手を握ってくれた
帰るまでずっと耳が赤かったのは忘れられない






