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ここは、超豪華な個室だった。
雷花
私が自己紹介カードを書いていた時と同じ部屋ですね…。
雷花
ここまで豪華で良いのでしょうか？
雷花
過激な番組だとしても、元を取れるのか…。
雷花
個室から出てみましょうか…。他の方と友好な関係にしておくことも後々大切でしょう…。
雷花は、個室から出てみる事にした。
サタナエル
あら、雷花さん。
サタナエル
ごきげんよう。
雷花
こんにちは。
雷花
紛争国の女王様ですか？
サタナエル
そうですけれど。
サタナエル
何故、国なのでしょうね。
サタナエル
国ではないのに。
サタナエル
雷花さんは、何区に住んでいらっしゃるの？
雷花
不老区です。
サタナエル
あら、不老区。
サタナエル
うらやましいわ。
サタナエル
では、失礼。
雷花
はい。
ラトゥ
やぁ、雷花ではないか！
ラトゥ
当分待たせてもらったわ！
雷花
すみません。
ラトゥ
わらわは謝罪が欲しいのでは無い。
ラトゥ
信頼出来る奴が欲しいのだ！
雷花
はい。
ラトゥ
お前という奴は、敬語しか使わんのう。
ラトゥ
"タメ"でも良いんじゃぞ？
雷花
すみません。
ラトゥ
わはははは！
ラトゥ
冗談じゃ。
ラトゥ
好きにするが良い。
ラトゥ
またわらわに会えると良いな！
雷花
あの、ラトゥさんは、エーデルヴィルの女王様ですか？
ラトゥ
"まだ"エーデルヴィルと呼んでくれる人が居るものだな。
ラトゥ
そうじゃが、何か用か？
雷花
すみません、何でもありません。
ラトゥ
そうか。ではまたな。
さすが女王様。外交的だ。
雷花
(…そろそろ個室に戻りましょうか…。)
雷花は、個室に戻る事にした。
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