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そして月日が経ち、

僕は、長い長い受験生が終わった

志望校に無事合格しており、

正式に一人暮らしをすることを決めた

そして一度、実家に帰ってみることにした

ガチャ

…あれ、

赤は…買い物か?

ああ?おめぇおせぇじゃねぇか…って

青!?

今までどこ行ってたんだよ!(頭殴)

っ!?

…赤は、?

あいつなら当分かえってきてねぇよ!

それよりお前もどこ行ってたんだ!?

あいつに聞いてもはぐらかして口を開かなかったしよぉ!!(殴)

っ、…え?

赤、僕のこと言わなかったの?

ああ

ニタニタ笑って頑なに言わなかったぜ?

その顔面が腹たったから殴り散らかしてやったわww

赤は、僕を守ってくれた、?

言ったらどうなるかくらい、

頭の良い赤にはわかってたから

…僕は赤を守らなかったのに?

それどころか、赤のせいにしてたのに

というか、今までも

僕が殴られたのって、赤がいない時だった

…だって、いた時は

全部赤が背負ってたから

…それももしかしたら、

父の目の敵がじぶんに向くよう、仕向けてた?

赤自身、

自分のせいで母さんが死んだことを

難癖のとおり、自分が悪いことにして

文句も言わずに殴られて続けていた

どうして?

なんで?

もしかして、本当に

僕のことが大好きだった?

っ、ダッ

さっきの考えが本当なら、

…いや、多分本当だ

今まで納得いかなかったことも、

これなら全て合点がいく

ならば僕は最低じゃないか

弟はずっと、守ってくれてた

誰にも言わず、1人で

泣き言も言わずに

それに対して、

僕はずっと逃げ続けていた

6つも下の弟

そんな弟の方が、比べ物にならないほど大人なのかもしれない

そんな、甘えれなかった

大人になるしかなかった弟を

僕は、救うことを心に決めた

赤は、自分で命を絶ったかもしれない

というか、その可能性があの環境を見ていても1番高いだろう

でも、

なんとなく、

まだ赤は生きている気がして

まだ生きていると信じて

どうにか、と

探し続けた

すると、

僕らより断然に頭の良く、

感の鋭かった母が

何かを感じ取ったらしく、

赤に、日常生活に支障がないような

小さな小さなGPSを、

身体に埋めていたことがわかった

そしてそれが、母の部屋だったところにあるPCで

確認できるということも

そしてそこに反応があったのが

あの家だった

8階建てのマンションだったから

下の階から確認していった

すると、4個目で

僕の求めていた人が出てきた

この作品はいかがでしたか?

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コメント

5

ユーザー

このお話本当に好きです! 続きが出るのがまちどうしい、w まじで、書くの上手ですね!

ユーザー

(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-‼️続きが気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク待ってます(*^^*)

ユーザー

相変わらずすごい…見習お… これからも頑張ってください!!

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