/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
教室
蒼真
あー、、だりー
唯
それな
未瑠
分かるわー
三人はまた教室の隅で雑談し始めた
蒼真
反省文10枚とか、やりすぎじゃない？
蒼真
せめて2枚までにしとけよ…
唯
まあ、それだけ先生も狂わされてるんだよ
未瑠
だよね…
蒼真
どうやったら解放されるかな？
すると未瑠が自信満々に言い放った
未瑠
突撃すればいいじゃん
蒼真
！？
唯
未瑠！？
唯
正気なの！？大丈夫？
蒼真
皆は巫女さんの味方なんだよ？
未瑠
大丈夫！私、巫女さんの大ファンで推してるし！
未瑠
巫女さん推しの人用のオープンチャットも私が作ったし！
未瑠
愛が強いから大丈夫だよ
ヲタク特有の早口で愛を語っている
唯
いや、、でも未瑠が心配だよ！
未瑠
気にしないで大丈夫だよ
未瑠
じゃあ私だけで行くから、2人は待ってればいいや
蒼真
でも…
未瑠
大丈夫
未瑠
私がやられるとでも？
蒼真
……分かったよ、頑張ってね
唯
頑張って！
未瑠
ありがとう
未瑠
じゃあ、明日か明後日に突撃してくる
昼休み終了のチャイムがなった
皆が一斉に席につき、先生が入ってきた
社会の先生
皆さん早いですね
社会の先生
いつもありがとうございます
先生も生徒もこの姿だけ見れば普通だが、中身はもう洗脳されてしまっている
唯はそう考えると悲しくなって、涙を必死に堪えていた
唯
（……なんで皆がこんなことになるんだろう）
唯
（私の…せい？）
一方、蒼真は皆や先生に嫌悪感を抱いていた
蒼真
（気持ち悪い）
蒼真
（推しを汚さないでくれよ）
蒼真
（そもそも洗脳にかかるなよ…）
3人とも授業にはなかなか集中できなかった
放課後
蒼真
お待たせー
唯
あっ、蒼真！
未瑠
やほ
3人は洗脳された人をどうするか話し合うため、待ち合わせをしていた
蒼真
じゃ、唯、やろっか
唯
うん、あれやっちゃおうか
未瑠
あれ…って何？
未瑠
え、待って
未瑠
なんで？
未瑠
何で……
未瑠
なんで2人ともナイフを持っているの
未瑠
ねえ何で？
唯
巫女様を崇めろ
蒼真
崇めろ崇めろ崇めろ崇めろ崇めろ
未瑠
え
未瑠
やめて？
未瑠の言葉も無視して2人は近づいてくる
蒼真
バカにするな
唯
退治されるのはオマエだ
未瑠
は？
蒼真
刺すぞ
唯
これでやられたいのか？
ナイフをギラつかせた
未瑠
ひえっ、、
未瑠
（これって叶絵の時もだったよね）
未瑠
洗脳から目を覚まして！
蒼真
洗脳、、聞こえの悪い言葉だな
蒼真
残念だけど洗脳じゃない
唯
早く巫女様を崇めろ
すっかり2人も変わってしまった
未瑠
何でよ…
二人がナイフを構えて走ってきた
未瑠
（ごめんね、唯、蒼真）
未瑠
お前らどけよ！！
ﾄﾞｰﾝ
唯
！？
蒼真
！？
唯と蒼真を蹴った
未瑠
今のうちに家に……
未瑠
いやもう見麗神社に突撃しちゃおう
逃げながら、巫女さんのいる見麗神社へと向かった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
