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これは私が実際に体験した事です。 ※あくまでも名前、場所はすべて架空もしくは仮名であり、実際とは一切関係ありません。
優奈
夢歌
優奈
夢歌
私は学校遠足で、友達と待ち合わせして遊園地に行くことになった。
夢歌
優奈
夢歌
私と優奈は○市駅に着いた。 この駅は遊園地と直結になっていて迷うことなく学校の先生達と合流できた。
ちょうど今の時期はハロウィン期間で限定のアトラクションやフードを満喫していた。
優奈
夢歌
優奈
夢歌
私はその劇場を見るまで全然平気だった。 上演中のタイトルは… 『ヴァンパイア·オブ·ミュージアム』
夢歌
優奈
夢歌
期間限定のため、かなり人で混み合っていたにもかかわらず、割と小さな部屋に劇場に来た全員が収容された。 そこには、赤いカーペットが敷かれ、壁は黒く塗られていた。いかにもホラーな雰囲気だった。 しばらくして、証明が消えた。 そして… スクリーンに写し出された血… 『あなたはヴァンパイアを信じますか?』 そう問いかけられていた。 私は思い出した…前に起きた出来事を…。
夢歌
学校から帰って来てすぐのこと。 私は具合いが悪くなった。
母
夢歌
夢歌
私は気分が悪くなり、嘔吐してしまい血を吐いた。 しばらくして意識がとうのいていった。
母
母
気がついたのは救急車の中だった。 母も居ないとき、私と男性の救急隊員1人だけだった。 「大丈夫ですか?気分の具合いは?」… そのときだった。その人の顔が… ヴァンパイアだったのだ。私は驚いた。 犬歯が長く、目が赤い、生まれて初めて見たものだった。 その人はこう口にした。 「君はそれほど重症じゃないから、命は保証するよ…」 それから、記憶がない。
劇場のヴァンパイアについての物語は終わり、大きな劇場に移動させられた。 席に座り、映像が始まった。 A子とB子がドイツに旅行に来ていて、A子が古くからある美術館に行きたいと言い出した。B子は興味があまりなかったため、行くのを反対していたが、A子はその美術館に行くのが夢だった。 地図を確認し、美術館に着くことができたが、森の奥深くにあり、霧が濃く前になかなか進むことができなかった。 でもこんな不気味なとこ誰が行くのだろう…? B子は「もう帰ろうよ!気味悪すぎでしょ!」 A子は大丈夫と聞かなかった。 美術館の玄関に着いたとき、小さい男の子が現れ、A子の手を引っ張って中に連れて行った。 B子は不安なまま後を追った。 美術品が飾られている部屋に連れて来られ、そこには外国人の30代くらいの男性が1人、無言でA、B子らを外国の女王の肖像画の前に連れて来た。その絵を見ると何かに惹きつけられるものがあった。その後ろには、針の着いたクローゼットのようなものがあった… (なんのための物なんだろう…?) B子は何かを感じた。 なんとその針が沢山着いたクローゼットの周りに血が大量に付いていた。 「A子!!血が…!!」 一瞬見返すと、血はなくなっていたが床を触ると、手に血がベッタリと… 二人は叫び、B子は体調を崩してしまい外に出てしまった。 A子1人残されてしまったが、しばらくしてもB子が帰って来ない。 突然、B子の悲鳴が聞こえ、その場所に走って行くも、気が付くと迷路のようになっていた。 ようやく着いた頃にはB子が倒れておりその上からさっきの男性がのしかかっている。 「B子…?大丈夫…?」 近づいて見ると いきなり、男性が歯を剥き出しにしてこっちを振り向いた。
A子は驚き立ちすくんでいた。 ヴァンパイアは血だらけの歯を剥き出しにして、A子の血を一滴も残らず…。吸い取ってしまった…
夢歌
優奈
優奈
夢歌
私は優奈にそう聞かれたとき、私が救急車に乗ったときの出来事が本当だったのかもしれないと思うと、今でもとても怖い。